2022年9月23日 (金)
こんにちは!
熊本市東区桜木にある歯医者🦷
せき歯科クリニック
歯科衛生士の岩村です!
台風が過ぎ、朝夕は特に寒くなってきましたね!
私は、普通に半袖で出勤したら寒すぎて家に帰って急いで長袖の洋服を引っ張り出しました!
もうすぐ10月になるので普通に考えたら当たり前ですがまだ夏気分が抜けない岩村です。
そして、あと3か月ちょっとで年が明けるという事実に驚愕しています!
早すぎる!!!!!!
ほんとにあっという間に日々過ぎていくので、改めて1日1日を大事にしながら過ごして行きたいですね!
さて、今日は補綴物(詰め物や被せ物)の中でも保険でできる銀歯についてお話したいと思います。
銀歯の成分としては、金が12%、銀が約50%、パラジウム20%とその他の金属で出来ています。
パラジウム?と聞き馴染みのない方が多いと思います。
私もこの仕事をするまでは全く聞いたこともありませんでした!
そして、銀歯を入れるメリットとしては、保険適応なので比較的安価で入れることができます。
また、金属で出来ているため固く強度もあります!
ただ、やはりデメリットも多くあります!
さっきも言った通り、すごく硬い素材なので天然の歯との隙間の封鎖性というのは他の材料に比べると劣ります。また、使っていくうちに銀歯と天然歯との間に隙間ができていき、そこから再度虫歯になるリスクが高くなります!
また腐食しやすく、黒くなりやすいため、「銀歯が外れた」と言って来院される患者さんや、再度銀歯を外して治療する患者さんのほとんどが、外したあとは歯が黒くなって中で虫歯が広がってしまっています!
さらに、天然の歯の方が柔らかいため先にすり減ってきてしまい、金属が出てきてしまいます。そうすると、対合歯(噛み合わせの歯)が金属により摩耗してきてしまいます!
いま話した内容の他にも金属アレルギーの問題だったり、審美性(見た目)の問題だったり、、
正直デメリットの方が多く私個人としてはあまりオススメは出来ません!
しかし、歯の状態等によっては銀歯の選択肢の方が良い場合もありますので一概には言えませんが自分がもし補綴物を入れるのであれば銀歯はまず選択肢から外します!
せっかくキツい思いをして治療が終わったのに数年するとまた虫歯になっており、再度治療をしなくてはいけないのは嫌ですよね、、。
そうならない為にも、補綴物の選択は凄く大事になってきます!
とりあえず保険で!ではなく、今後のことも考えより良いものを選択して欲しいとおもいます!
せき歯科クリニックでは、治療前に必ず種類と特徴の説明をして進めていきますので分からない事があれば何でも聞いてください!!
最後まで読んで頂きありがとうございました!
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