2023年5月29日 (月)
熊本県熊本市東区桜木にある歯医者せき歯科クリニックより事務長です(^^♪
先日は子供達の運動会でした。
ご存じの方も多いと思いますが、今の運動会は私達が子供の頃の運動会とかなり様変わりしています。
一番変わった点はお昼御飯がない事。。。
運動会と言えば、家族みんなでお弁当を広げて学校とは非日常的なかき氷などの出店が来ている賑やかなお昼を想像すると思います。
それが今ではお昼前にはすべてのプログラムが終わり、家に帰ってからのご飯になります。
一番の原因は新型コロナにより親の出席ができない年度があった事でプログラムも大幅に短縮された事です。
しかし、その前から『お弁当作りが大変』や『仕事で行けない親の子供が一人寂しくお弁当を食べている』『職員の日曜出勤はおかしいので平日または土曜日に開催するべきではないのか』などの問題もあり、東京都心の学校では時短の運動会を行う動きも始まっていました。
そこに新型コロナがとどめを刺して全国の学校で時短運動会が広がった感じです。
このように世の中はどんどん変化をしていっています。
それは医療業界歯科業界でも同じです。
今までは、患者さんの為に時間外労働・サービス残業は当たり前でした。
労働基準法を大幅にオーバーする仕事を先生やナースが行い問題になっていたのも記憶に新しいと思います。
未だにそのような病院もあるでしょう。
でも、少しずつ改善されています。きちんと有給休暇を取り、サービス残業や残業自体をなくすようになってきています。
ただしそこには副作用も伴います。
『診療時間が短くなったり』『今日診てほしい人をお断りしたり』がどうしても発生してしまうのです。
『子供が転んでケガをした』や『今治療中の歯が痛む』などは何とかして最後の時間などに入れて残業します。それはスタッフも納得して残ってくれます。
それ以外の人にはやはり『我慢』をして頂く機会も増えてしまっていると思います。
出来る限りの所でのご案内になりますので、お仕事や学校を休んで来て頂いたり、早退して頂いたりになる事もあると思いますが、先生もスタッフも家族がありプライベートもある事をご理解頂けたらと思います。
また、キャンセルの時は、その時間を使って困っている他の方をご案内できますので、お早めにご連絡いただけると非常に助かります。
働き方改革は、お客さんや患者さんにとっては自由が利かなくなる(サービスが悪くなる)ものだと思います。
逆に言えば、今までは『個人の使命感』に社会全体が甘えてきたのかもしれません。
私も、社会でお客さんや、保育園や学校の保護者の時は働いている人や先生の事も考えて行動するように心がけています。
みんなが住みやすい働きやすくなる様に世の中全体で支えていけたら良いですね。
せき歯科クリニック
事務長 関 直樹
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