2024年6月15日 (土)
こんにちは! 熊本県 熊本市 東区 桜木に
ある歯医者 せき歯科クリニック
歯科技工士の野口、上山です☺️
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テーマは、
「金属床義歯のメリットについて」です✨
今回は、保険義歯と金属床義歯の違いについて基本的なことをお話します。
自費適用でできる金属床義歯(総入れ歯)は利点が多くあります。
粘膜の上に乗せる主要部分である床が金属でできているものを金属床義歯と呼び、保険適用のプラスチック製よりも丈夫なのが特徴です😊
① 会話に支障がない
金属でできていますが、歯茎は薄いピンク色で覆われているので見た目を気にする必要はありません。プラスチック製よりも頑丈な金属床で、床部分の厚さを薄くできるのがメリットです。プラスチック製の厚さは3mmから4mmに対し、金属床ではその3分の1の薄さで製作が可能となります。口の中が本来の歯があった時と変わらず広く感じて違和感がないため喋りやすくなります。
② 食事への支障が少ない食事
また、入れ歯の床部分が分厚いと熱を伝えにくくなります。金属床は保険適用のプラスチックよりも床部分が薄く作れるので、熱が伝わりやすく、食事への支障も少なくなるのが特徴です。味覚というのは、冷たさや温かさの感じ方によっても左右されるため、熱伝導はとても重要な要素となります。
③ 健康面や衛生面に役立つ
保険適用のプラスチック製は噛む力が強い場合や衝撃があると破損しやすくなりますが、金属床は耐久性があって長持ちします。たわみにくく、よく噛んで食べ物を噛み切ることができ、変形が少なく食べ物の臭いも定着しないので、健康面や衛生面にも役立ちます。
④ 様々な口腔内に対応できる
保険適用のプラスチック製の義歯では設計に制限があり、患者様の口腔内の状態に合わせることができない場合があります。
耐久性がある金属床義歯は様々な形に変えられるため、患者様の口腔内に対応できる範囲が広いのも金属床のメリットとして挙げられます。
長く楽しく食事を行うために、自分に合った入れ歯を製作することはとても重要になります。
実は前々から気になっていたけれど、なかなか相談しづらいなぁ、と思われてた方は、
どうぞ安心して費用や希望素材をご相談していただき、納得できる入れ歯を製作していきましょう。
カテゴリー: 金属床