2024年9月13日 (金)
こんにちは!熊本市東区桜木にある歯医者
せき歯科クリニック歯科助手の柿元です🦷✨
朝晩は、涼しくなりましたね🍂食欲の秋は、美味しい食べ物がたくさんで、とても大好きな季節です🥰💕ついつい食べ過ぎてしまいます(健康診断があるのに…やばい…😱笑)
私のように食べ過ぎには気を付けて、よく噛んで、食欲の秋を楽しみましょう!
さて、今日はタイトルにもある通り、酸蝕症(さんしょくしょう)についてです👆✨
酸蝕症って聞いたことありますか?酸蝕症は、酸によって歯が溶けていく状態を言います。
みなさんが普段よく口にしている飲食物…例えば、レモンや酢の物、オレンジジュースやコーラなど含まれる酸が直接歯面に触れることで、歯が溶けてしまいます。
普段、飲食をしても歯が溶けてなくならないのは、お口の中にある唾液が酸を中和してくれているからなんです👍✨
ただ、唾液の力にも限界があります…酸が、お口の中に絶えず繰り返し入っていると、唾液の働きが追い付かず、歯が溶けていってしまいます😢なので、酸性の飲食物を、習慣的に頻繁に多量に摂取する方は、酸蝕症になる危険性が増加します。
歯が溶ける!? 酸蝕歯って知っていますか?
監修:田上順次 著:北迫勇一 (東京医科歯科大学大学院う蝕制御学分野) クインテッセンス出版より
酸蝕症の病因は、飲食物だけではありません。内因性と外因性があります。
内因性…摂食障害や胃食道逆流症などの胃酸によるもの
外因性…酸性飲食物の過剰摂取や薬剤摂取、職業因子(ワインテスター)など
溶けた部分はもろくなるため、歯の咬合面や、先端が欠ける、根元がえぐれたり、エナメル質(歯の表層)が喪失することで知覚過敏の症状がおこります。咀嚼や歯ぎしりなどの力が加わることで進行が加速し、噛み合わせが崩壊してしまいます😢
う蝕(むし歯)や歯周病との違いとして“細菌の関与がない”ということです。つまり、歯磨きだけでは予防できない歯の疾患です。酸蝕症は、様々な因子が影響し合いながら時間をかけて進行していきます!
次回は、酸蝕症の進行と治療についてご紹介していきます(^^)♪
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