2024年9月30日 (月)
こんにちは!熊本市東区桜木にある歯医者
せき歯科クリニック歯科助手の柿元です🦷💕
先日、サザンオールスターズのライブビューイング(映画館でライブ映像の上映)を見に行ってきました!
感想は…もう最高でした!会場では、歌ったり、手拍子したり踊っている人も💃✨父と母もサザンが好きなので、チケットをプレゼントして見に行ってもらったのですが、大興奮だったようです😄✨夏の野外ライブは、暑くて、見るほうも体力勝負なところがありますが、ライブビューイングは快適な温度で食事もしながら見ることができるので、すごくいいなぁと新しいライブの楽しみ方を知ることが出来たお休みでした♪いい夏の締めくくりが出来ました!
来年は、生ライブに行ってみたいです🎤💕
さて、以前ブログで酸蝕症(さんしょくしょう)について書きましたが(歯が溶ける?!それは酸蝕症かもしれません🤔Part①)
今日は、歯が溶ける?!それは酸蝕症かもしれませんPart②~酸蝕症の進行と治療~について書いていきます📝✨
酸蝕症の進行は、エナメル質(歯の表層)が喪失して、象牙質が喪失していきます。最後は歯がもろくなり、噛み合わせが崩壊してしまいます。
①歯の先端が透明になる…エナメル質(歯の表層)からカルシウムが溶けだして、先端が透明化します。硬度が低くなり歯が欠けやすくなります。
②冷たいものが染みる…エナメル質(歯の表層)が溶けて知覚過敏がおこります。※無症状のまま歯が溶けていく場合もあります。
③歯の形態がなくなる~咬合崩壊…歯がもろくなって形態がなくなったり、噛み合わせが崩壊していったり、見た目が悪くなったりします。
では、酸蝕症から歯を守るにはどうしたらいいでしょう🤔?
🍴飲食、🦷歯磨き、🍀酸性のものを飲食した後に行うことの3つのポイントをご紹介します!
🍴飲食について
・食事以外で酸性の飲食物を頻繁に大量に摂取するのは控えましょう(成分表示に酸味料、柑橘系果汁、〇〇酸、クエン酸などと記載されているものに注意!)
・酸性の飲料を飲む際は、歯に当てないようにストローを使いましょう
※水、コーヒー、牛乳、炭酸水、お茶(酸性のハーブティーは除く)は、砂糖が入っていなければ歯は溶けることはありません。
🦷歯磨きについて
・酸性のものを飲食する直前に歯磨きをしないようにしましょう(歯を酸蝕から保護するタンパク質の膜が取れてしまうため)
・酸性のものを飲食した直後の歯磨きも避けましょう(より歯が削れやすい)
・軟らかい歯ブラシと研磨力の低い高濃度フッ化物配合歯磨剤を使いましょう
🍀酸性のものを飲食した後に行うこと
・重曹溶液やフッ化物配合洗口剤で洗口しましょう。あるいは、チーズ、無糖ヨーグルト、牛乳などの乳製品を摂ると良いでしょう。
・酸の含まれていないノンシュガーのガムや飴で唾液の流れを刺激しましょう!(歯の状態によっては、歯が削れることもあります)
🏥酸蝕症の治療について
軽度の酸蝕症の場合は、削らない(非切削)治療になります。
①生活習慣の見直しと改善…酸蝕症の発症メカニズムを知り、予防を実践する
②再石灰化療法…毎日、フッ素の使用やカルシウム素材とフッ素が配合されたシュガーレスガムを摂取することで即時的な口腔内酸性環境の改善が見込めます。
中等度~重度酸蝕症の場合は、削る(切削)治療になります。
中等度酸蝕症の場合…レジン(樹脂)の詰め物で修復したり、型をとって詰め物・被せ物で修復していきます。
重度酸蝕症の場合…噛み合わせを回復していくために被せ物などで修復し、全体的なお口の治療をしていきます。
治療前
治療後
お口の状態によって治療内容も変わってきます!
2回にわたってブログで酸蝕症について書いてきましたが、もし気になる方がいらっしゃったら是非せき歯科クリニックへ🥰💕お待ちしております!
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