2019年12月11日 (水)
熊本県熊本市東区桜木にある歯医者『せき歯科クリニック』からです。
改めましてこんにちは。
事務長の関直樹です。
みなさんは『院内技工』という言葉をご存知ですか??
虫歯が大きかったら詰め物や被せ物をしたり、歯周病などで歯を失うと入れ歯やインプラントを入れたり、型撮りをしてから新しい歯が出来上がって来る事があると思います。
その新しい歯を作るのが『歯科技工士』で歯科医院に歯科技工士が在中して新しい歯を作っているのが『院内技工』です。
当クリニックは開業当時から院内技工にこだわっています。
当クリニックが院内技工にこだわるのには理由があります。
それは、『品質の良いものを作りたい』というのと、『迅速に作ったり修理したり対応できるようにしたい』という理由です。
院内技工ではない所では院外技工になります。
文字通り外注です。
実は外注には少し不安な点もあります。
⓵大きな技工所だと誰が当クリニックの歯を作ったのかによって技術にばらつきがある時がある。
⓶個人の技工所だと、忙しい時期かそうでない時期かで技術にばらつきがある時がある。
⓷孫請けに中国など極安の海外へ出されても気付きにくい。
⓸極安の材料を使われても気付きにくい。
⓹新しい歯の色や形の細かな打ち合わせができにくい。
⓺新しい歯の当日の修正や、壊れた入れ歯の当日の修理が困難な時がある。
⓻制作日数に送る日と受け取る日が余計にかかってしまう。
などがあります。
この様な理由から、当クリニックでは『院内技工』にこだわっています。
保険外の治療では、仮の歯の期間を設けて形の修正が必要であれば何度も繰り返し、最終的に色の打ち合わせをして、理想的な材料で、研修会や日々の経験で確かな技術の研鑽を積んだ当クリニック専門の歯科技工士が院内で製作しています。
なかなか日の目を見ない技工室ですが、これから私の回では院内技工シリーズとして、たくさんの情報を発信していけたらと思いますのでよろしくお願い致します。
みなさんご存知ではないですが、歯科の治療に歯科技工士の技術はすごい重要なんです。
たまに、『ここは技工士が上手と聞いたから…』と言って来られる患者さんもおられるんですよ。
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