2021年8月18日 (水)
こんにちは!
熊本市東区桜木にある歯医者
せき歯科クリニック
歯科衛生士の徳丸です
4月に入社して4ヶ月が経ちました。
先輩方に色々な事を教わりながら、最近は患者さんとも接する機会も増えてきたのでお話出来ることを楽しく感じております(^^)
まだまだ勉強不足ではありますが、出来る事を一つ一つ増やし早く一人前になれるように頑張ります!
本日はブラッシング(歯磨き)のやりすぎによる害についてお話ししたいと思います。
先日、定期検診で来院された方が歯の根元に段差が出てきて気になるとの事で見てみると確かに歯茎が下がって少しですが段差が出来ていました。色々と質問したところ毎日歯磨きを1時間されているそうです。
もちろんプラーク(歯垢)を落とす事は虫歯や歯周病の予防の為にとても重要です。ですが、ブラッシングのやりすぎはその刺激で歯や歯茎に害が起きてしまう事もあります。
ブラッシングの力が強かったり、毛先の広がった歯ブラシの使用によって歯茎が下がってくる事もあります。歯茎が下がると歯の根が露出してしまい知覚過敏などの症状を引き起こします。
適切なブラッシングに変える事で、下がった歯茎が戻る場合もあります。
他にはブラッシングの力や動かし方によって歯の表面が摩耗したり欠けてしまう事もあります。
これは噛みしめや食い縛りなどにより歯の表面のエナメル質という組織の結合が壊れ、そこに歯ブラシの刺激が加わる事で起こります。摩耗や欠けてしまった歯は自然に戻る事はありません。
こういった事を防ぐ、または悪化させない為にもまず
●適切な歯ブラシの柔らかさを選ぶ
●圧のかからない持ち方でブラッシングをする(鉛筆にぎり)
●小さく、優しく磨く
●磨きすぎない(歯1本につき10回ほど動かすだけで十分です)
以上の事に注意して、ブラッシングをされてください。
定期検診や、歯周病の検査の時にもブラッシングの説明をさせて頂いているのでどんな歯ブラシを使ったらいいかや歯ブラシの動かし方について疑問をお持ちの方は遠慮なく質問してくださいませ(^^)
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