2021年12月27日 (月)
熊本県熊本市東区桜木にある歯医者せき歯科クリニックから
こんにちは 事務長です。
忙しい年の瀬になりましたね。みなさん忙しくお過ごしの事でしょう。
今年の診療は明日12月28日までで年始は1月5日より始まります。
連休中に何かあった時は、休日当番医へ応急処置に行かれて下さい。
休日当番医 | 一般社団法人 熊本県歯科医師会 (kuma8020.com)
さて、今回の院内技工のテーマは義歯修理です。
義歯の修理と言っても色々あります。
・義歯の床の部分(ピンク色の所)が割れて(欠けて)しまう。
・人工歯(歯の部分)が欠けたり外れてしまう。
・クラスプ(金属でできた、自分の残った歯に義歯をひっかけている部分)やバー(金属でできた口の中の右と左をつなぐ部分)が外れる。
・クラスプやバーそのものが折れてしまう。
などです。
最初の3つは材料さえあればその日のうちに修理する事も可能ですが、写真の様に金属が折れてしまっていると、型撮りをして金属の部分を新しく作らないと修理できません。
それ以外は院内技工の技の見せどころです。
患者さんの義歯を預かってから、ヒビや欠けをピンク色の樹脂で直したり、同じ色の人工歯を付け替えたりします。患者さんが居なくて良いかというと、元の位置が分からないと付けらえない為、ご家族が義歯だけ持って来ても修理はほぼほぼできません。ただ、修理ができると判断できた後は、修理が出来上がるまで外出されても大丈夫です。最後にSetしてドクターが調整して終わりです。
院内技工の為、他の患者さんがいっぱい居ても修理ができ、技工士が居ない所より早くできるのがうちの強みです。
技工士が居ない場合は数日間お預かりする所もあります(もちろんドクターがその日のうちに修理してくれる所もいっぱいあります)。
当クリニックでも、金属床やキレイデスなどの特殊な義歯の場合は一週間ほどお預かりの時もあります。
まずは、初めての方などは診てみないとすぐに治せるかは分かりませんので、電話で『すぐ治せるの??』と聞かれてもお返事する事は出来ませんのでご了承ください。
それでは、よいお年をお迎えください。
事務長 関 直樹