2024年8月19日 (月)
こんにちは!
熊本市東区桜木にある歯医者
せき歯科クリニック歯科助手の柿元です🦷💕
患者さんとせき歯科クリニックの“架け橋”になるようなものを作ろう!ということで、院内の通信を開業当初から、作っています!院内には、毎月掲示しているのですが、ブログを見てくださる方にも情報発信をしていきたいと思います😊
今月は『歯周病治療で、患者さんの協力が欠かせない理由とは?』についてです!
歯周病の直接的な原因は、プラーク(歯垢)といって細菌の塊です。食べかすではありません。歯の根元の周りに付着したプラークによって歯を支えるあごの骨や歯ぐきが破壊されて行ってしまうのが歯周病です👿⚡
歯周病の初期病変である、歯肉炎の状態であれば完治することはありますが、歯ぐきだけでなく周囲の組織の破壊が生じるまで進行してしまうと歯周病の完治が難しくなってきます😞歯周病の進行が止まったとしても歯周病菌は根絶されたわけではなく、潜伏しているだけなのです😱
基本的に、歯科医院で行うプラーク・歯石除去は数カ月に一度という保険診療の決まりがあります。しかしお口の中には毎日プラークが溜まります…。ですので毎日のブラッシングで患者さんに、プラークを落としてもらうことがとても大切です🦷✨必要性をしっかりと理解した上で、「治療としてのブラッシング」を習慣化できれば、安定したお口の状態を保つことが出来ます!
歯周病は、痛みなく進行していきます。定期的に歯科医院で検診を受診することで、レベルアップしたセルフケアの維持が出来ているかチェックすることが出来ます!歯周病や毎日のブラッシングで気になることがありましたら、いつでもご相談下さい♪
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2024年8月16日 (金)
熊本市東区桜木にある歯医者せき歯科クリニックより事務長です(^^♪
こんにちは
お盆休みも終わり、毎日の朝6時の水撒きでは『お!前より少し涼しくなってきたな』と思う様になってきました。それでも暑いですけどね(;^ω^)
さて今回はAIです。Artificial Intelligence(人工知能)の事です。
そういえば20年前、彼女を連れて『AI』(2001年公開)というスピルバーグ監督の映画を観に言った覚えがあります。あれから23年も経つのですね。。。
現実世界のAIの技術は一進一退で進歩しています。
その一進一退理由としては、ターミネーターなどの映画でも危惧されている通り人間を超えてしまい人間を支配してしまう危険性があるからです。
AI同士で会話させていたら、人間の解らない言葉で話し出したので慌てて電源を切った。なんて話は有名ですね。
なので開発には細心の注意を払って行われています。
ただ、まだまだ簡単なAIは私たちの世界にもうすでにたくさん導入されています。
医学の世界にも結構AIの技術は使われています。
最近のもので言いますと、当クリニックにもあります口腔内スキャナでも使われています。
何枚も連続写真を撮ってそれをAIが合成して立体の図にしていきます。
また最新のものになると、AIによる診断も行えるようになってきました。
レントゲンを撮って、それにより歯の本数やインプラントの種類を自動で導き出せるようになっています。
他には携帯で口の中の写真を撮ると口腔がんを発見できるというAIソフトも開発が進められています。
どちらもまだまだ人間が行う補助的な存在になります。
いつかは映画『エリジウム』(2013年公開)の様に医療ポットに入ったらスキャンされて治療まで一瞬で終わる時代が来るかもしれませんが、まだまだ人間による診断が今では必要です。
最新の治療も院長が精査していち早く導入しておりますので、真新しい機械がありましたら『あれなに?』とお気軽にお声掛けください。
待合室にポスターなり案内がまず出ますがね。。。
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2024年8月6日 (火)
熊本市東区桜木にある歯医者🦷
せき歯科クリニックです
今回はせき歯科クリニックでも活躍している「プライムスキャン」(口腔内スキャナー)という
医療機器について細かく紹介していきたいと思います♪
プライムスキャンとは
お口の型取りを正確で楽にする次世代の歯科医療機器です!
お口の中を小型カメラで連続撮影し、そのデータをコンピュータで立体画像として再現し、モニターで見ることができます✨
従来の型取りとデメリットについて
従来の型取り(印象)は寒天やシリコンという印象材をお口の中に入れ、材料が固まるまで時間を待って歯型を採取していました。
型取りした物を技工士が石膏を流して歯型模型を作製し、その模型に合わせて詰め物や被せ物の製作作業を行ってきました。
この手法のデメリットは、患者さんの負担が大きいことです。
大量の印象材を盛った金属フレームをお口の中に入れて採取しなければならないため、
苦手な方や嘔吐反射がある方にはとても負担の大きい工程です💦
↑プライムスキャンで型取りした画像。
プライムスキャンのメリット
プライムスキャンを用いると、これまで負担の原因だった型取り材料を使う必要がありません!
石膏模型も作製する必要がなく、すべてコンピューター上でデジタル処理を行います。
詰め物や被せ物はこのデータを元に作製することが出来るようになります。
従来のアルジネート印象と比べ、より精密に患者さんに合った詰め物・被せ物を製作することができ、
さまざまな医療廃棄物の削減、また医療従事者の感染予防にもつながります✨
また、プライムスキャンで型取りすることにより、
データ上で細かい部分もしっかり確認することができるため
より精密に被せ物を製作することが可能になりました。
被せ物が出来上がる前の材料は、上記の写真のようなブロック状のものになりますが
これをMCXLという精密機器を使い削りあげます。
MCXLでブロックを削り上げ、患者さんのお口の中に入れる被せ物へと生まれ変わります!!
写真はMCXLで材料を削っている途中のものです。
ブロック状の材料をMCXLで削り上げることにより、次の写真のように被せ物の形に仕上げることができます。
上記の写真はブロックだったものを機械で削っている過程のものです。
写真はクラウンタイプの被せ物になります。
患者さんのお口の中で型取りし採取したデータを元に作った模型に合わせ、
ここからの工程は技工士の手によって、綺麗な被せ物へと仕上げていきます!
上記の写真はほぼ仕上げが終わった状態の被せ物です。
光沢が出て、天然の歯に近い色調・質感になりました。
上の写真は患者さんのお口の中にSETした述後のものになります。
黄色い○印で表示している歯が、プライムスキャンで型取りし、MCXLで削り上げ、
技工士に仕上げて製作した被せ物になります。見た目がとても綺麗です♪
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このような流れでプライムスキャンから型取りし採取したデータを使い
技工士の細かい作業によって、被せ物が完成していきます。
プライムスキャンを導入している歯医者は、まだそう多くはありません。
せき歯科クリニックでは、最先端の技術、質の良い治療を提供できるよう
スタッフ一同精進致します。よろしくお願い致します。
2024年8月1日 (木)
こんにちは!熊本市東区桜木にある歯医者
せき歯科クリニック歯科助手の柿元です🦷✨
以前、ブログでご紹介したことがあるのですが、今日は歯科雑誌で気になる特集があったので、当院の治療に当てはめながら紹介します♡『歯科治療に時間と手間がかかる訳』 nico 1月号(クイックセンテンス社)より
歯の治療に回数がかかることもありますよね。「今日は何の治療をしているんだろう?」「あとどれくらい回数がかかるのかな?」などど思う方もいらっしゃると思います!
ですが、患者さん一人ひとりお口の状態は違います。まずはお口の状態を調べるところから始まり、治療を進めていきます!そして、患者さんそれぞれに合った方法で治療を行っていきます!まさにオーダーメイド治療なのです✨時間も手間もかかります。
なぜ時間と手間がかかるのか?
今回は“被せ物の治療”にスポットをあて、いくつかポイントを絞ってご紹介していきます♡
①炎症のないお口に整える
②割れにくい土台づくり
③仮歯で入念な形の調整
④型取りは被せ物の治療の要
⑤噛み合わせの記録は慎重に
⑥模型でお口を再現&被せ物製作
⑦被せ物が完成=終わりじゃない!
今日は⑤噛み合わせの記録は慎重に ⑥模型でお口を再現&被せ物製作についてご紹介していきます!
型取りと平行して、上下の歯の噛み合わせを記録していきます、この工程を『咬合採得(こうごうさいとく)』といいます。たとえば、上の歯の被せ物をつくる場合に、下の歯とうまく噛み合わせるためには、あごの位置関係だったり、歯の傾き、上下の歯の高さなども考慮しなければなりません。1カ所でも噛み合わせが不適切だと、うまく噛めなかったり、あごの関節痛みが出てしまったり、上下の歯をうまく動かせないなどの支障が出ます。
⑥模型でお口を再現&被せ物製作
これまでに集めた資料や情報をもとに、被せ物の製作を進めていきます。まず、患者さんのお口を模型で再現します。歯型に石こうを流して、上あご・下あごそれぞれの歯列の模型をつくります。模型には、被せ物が入る歯だけでなく、周辺の歯の形も記録されています。噛み合わせの記録材を使って模型を咬合器(噛み合わせを再現する機械)に取り付けます。この咬合器に取り付けた模型上で次の作業の「ワックスアップ」や「被せ物」の製作をしていきます。
「ワックスアップ」とは、歯科技工士が患者さんの資料や情報をもとに被せ物の形をワックスで作ることです。
その後、被せ物を完成させます!(これは、当院で作製したオールセラミッククラウンです✨)
次は、⑦被せ物が完成=終わりじゃない!をご紹介します!!!
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