むし歯も「できたら削って詰める」の繰り返しでは、歯を失ってしまいます。乳歯のむし歯がひどくなると、永久歯の成長の妨げや、永久歯がうまく生えてこない。そして乳歯がむし歯になることで、永久歯のむし歯の罹患率が高くなります。また、乳歯をむし歯などの何らかの原因で早期に失ってしまうと、永久歯の歯列不正などまねいてしまいます。
「乳歯は生え変わるから大丈夫!」ではなく、乳歯の段階から定期的にチェックし、しっかりした予防を行うことが大切です。
お子様の歯を守るためにも、お子様が小さいうちから定期的にお口の中をチェックしてもらうために、歯科医院を受診されることと、ご家庭での予防もおススメします。
当院はキッズルームがあります。
少しでも歯医者のことを好きになってもらうことを大事にしておりますので、待ち時間も楽しんで頂くことを心掛けております。
子供の向けの絵本や遊具など、お子様が飽きることがなく、過ごせるよう常に工夫しています。 親御様からも見える所にございますので、安心して使用することができます。
当院では治療を嫌がるお子様を無理やり押さえつけて治療することを極力避けております。
そのため、お子様が治療に慣れるまで、何回か通院して頂く場合もあります。
1回嫌になってしまったら、大人になっても苦手意識がついてしまいます。 当院では、お子様が治療を嫌いにならないような治療を目指しています。
治療が終わったら終了ではなく、3~4ヶ月に一度の定期検診が重要です。 定期検診で小さいむし歯の発見ができたり、歯並びの今後の傾向を早い段階でチェックできたりします。
当院ではお子様がずっと通って頂くためにも、小学生までのお子様にキッズクラブを設けております。
入会費のみで、年会費は掛かりません。各種特典がありますので、是非、ご入会をご検討下さい。
入会費330円(ノート代)
【特典】 フッ素塗布550円, 口腔内写真 記録, デンタルグッズ10%OFF
※記載の料金はすべて税込となります。
「キッズクラブ」はお子様の歯を守るクラブです。0歳~小学校卒業までの間に歯を守る習慣を身に着け、むし歯にならないようにすることです。“永久歯のむし歯ゼロ”を目標としています。むし歯がなくても、3~4ヶ月に一度のお口の中の状態確認・ハミガキの練習・フッ素塗布などの予防処置をしていきます。
虫歯へのなりやすさやその原因は、お一人お一人まったく異なります。 あなたが虫歯になる原因を突き止め、あなたにあった虫歯予防の方法を調べるための検査です。
だ液量とだ液の力、虫歯菌の量や、生活習慣、食習慣などを調べ、それぞれにあった予防プログラムを作成します。
お口の中には、300~700種類の細菌が存在しています。
この中には、むし歯や歯周病の原因菌も含まれています。歯に付着した細菌の塊であるプラークは、うがいだけでは取れません。
プラークを取り除くために、正しいブラッシングが重要です。ブラッシング方法に問題が無いかチェックし、問題があれば改善のためのアドバイスを受けることができます。
歯磨き粉に入っているため、ご存知の方も多いことでしょう。フッ素は歯質を強くし、殺菌効果もあります。また、溶けだした歯の成分を修復する再石灰化も行います。これによって、むし歯の一歩手前であれば、元の状態に戻すことができます。
生えたての歯は組織が未熟で、歯質が弱くなっていて、むし歯になりやすい時期と言えます。このときに、予防的にフッ素を塗布することで、むし歯予防を行います。定期的に何度か塗ることが効果的です。もちろん、完全にむし歯にならないわけではありませんので、ケアはきちんと行いましょう。
また、ご家庭でのホームジェルの使用もおすすめします。ホームジェルは、ミュータンス菌(むし歯の原因となる菌)を減らせるフッ素です。歯磨き粉にもフッ素は含まれていますが、このフッ素では直接ミュータンス菌には働きかけられません。ハミガキの後にホームジェルを歯面全体に行き渡るように磨くと効果的です。
3~4か月に1度の塗布が理想的です (歯科医院により使用されるフッ素が違う場合がありますので塗布の頻度が違う場合もあります)
奥歯の咬む面積はむし歯になりやすい箇所の一つです。甘いものを食べた後に、食べ物が滞留したり、詰まったまま取れなかったすることで、むし歯になってしまいます。この個所のむし歯を防ぐにはどうしたらよいでしょうか。
それを解決するのがシーラントです。
歯科用プラスチックで咬む面積の溝を薄く埋めることで、食べ物が詰まることを防ぎます。歯ブラシの際に、掃除がしやすいようになります。歯を削ることなくできる処置です。