2022年6月4日 (土)
熊本県 熊本市 東区 桜木にある歯医者
せき歯科クリニック 歯科技工士 冨永です。
今回のテーマはタイトルにも書いてある通り、保険の入れ歯と自費診療の金属床入れ歯の型取りの違いについて
話していきたいと思います。
まずは保険の入れ歯の型取りについて
材料はアルジネート印象材というピンクやオレンジ色のグニュグニュッとした材料を使っての型取りで、変形を起こしやすく寸法安定性が良くありません。
型取りに使うトレーという枠組みも既製トレーという既製品を使用して行うので正確さに欠けてしまいます。
こういった理由で患者様個々のお口の中にあった入れ歯を作るのは困難です。
では次に、
自費診療の金属床入れ歯の型取りについて
材料はシリコン印象材というゴム質の材料を使っての型取りで、変形が起きにくく、寸法安定性も優秀です。
型取りに使うトレーも個人トレーという患者様のお口に適応したトレーを前もって製作させていただいてから型取りを行います。
完全なオーダーメイドとなりますので、患者様個々のお口に適応する理想の入れ歯を提供する事が可能となります。
他にも自費診療の入れ歯には色んなメリットがありますが今回はここまでとしますね。
ぜひ次回も見てくださいね。
カテゴリー: 金属床
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