2019年5月22日 (水)
女性ホルモンの分泌はライフステージによって変化します。
女性の場合、単に加齢によるものだけでなくホルモンバランスが大きく変化するために歯周病になりやすい時期がいくつか訪れます。
それは、思春期と妊娠・出産、そして更年期の大きく3つです。
また、普段の月経周期でもホルモンバランスは変化するため、生理前に歯ぐきが腫れたりする人もいます。
こういった女性特有の歯周病リスクを理解してめまぐるしく変化するホルモンバランスを意識したプラークコントロールをしていきましょう!
定期検診も合わせて受診しましょう!
思春期
女性ホルモンがつくられ始めるこの時期は、月経のたびに歯ぐきが腫れやすくなる。
試験勉強などでストレスがかかり、免疫力が低下して炎症が悪化することもあります。
⇒進学などで、環境が変わると食生活も変わってくることがあります。
糖分の多い飲食物や酸性食品をだらだら食べることは控えましょう。
妊娠・出産期
妊娠すると女性ホルモンが大量に分泌され、歯ぐきが腫れやすくなる。
つわりも口内環境を悪化させる一因に。
歯みがきが十分にできず、食欲もなく唾液量が減り、自浄作用が低下しがち。
⇒「つわり」の時には、できるだけ気分のよい時に歯磨きを行い、磨けない時はうがいをしましょう(ヘッドの小さな歯ブラシがオススメです)
更年期
閉経に伴い、女性ホルモンの分泌が低下するが、更年期以降はドライマウスの人が増えてきます。
ホルモンバランスが崩れる上に唾液の分泌も減るため歯周病が進行しやすい。
⇒唾液が少ない時は、お口の運動をして唾液分泌を促したり、こまめに水分をとってなるべく口腔内が乾燥しないようにしましょう!
※気になることなどありましたら、詳しくはスタッフまでお尋ねください♪
カテゴリー: ブログ