2014年3月28日 (金)
今回は歯磨き(セルフケア)の重要性についてお話したいと思います。予防で、もっとも重要なのは、日々の歯磨きなのです。どんなに定期健診を受けていても、日々の歯磨きを怠っていると、虫歯や歯周病は進行していきます。虫歯のなりやすさは歯質、細菌、食生活、ライフスタイル、つまり一人ひとり違います。そこで原因となる3要素の重なりあう時間や面積を少なくすることで、虫歯になるリスクを下げることが可能となります。
そこで、細菌を減らすためには、食後の歯磨きが一番効果的なのです。ただ、誤った歯磨きの方法では、意味がありません。また、自分では磨けているつもりでも、歯垢がうまく除去できていない方もたくさんいます。また、どんなに指導を受けていてもすぐに忘れてしまい、自己流になってしまいがちです。そのため、定期健診のたびにプロによるブラッシング指導を受け、PMTC(クリーニング)などのプロフェッショナルケアを行うことで良い状態を保つことが可能になるのです。
食事のときに使った食器は必ず洗いますよね?歯は、天然の食器と同じです。食後は正しく丁寧に歯磨きをする習慣を身につけましょう。
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2014年3月17日 (月)
歯の妖精「TOOTH FAIRY」とは…
西洋では、抜けた乳歯を枕元に置いて寝ると夜中に歯の妖精「TOOTH FAIRY」がその歯をこっそりもらいに来て、お礼にプレゼントと交換していくと言い伝えられているそうです。
歯の治療で役目を終えた金属も、子ども達を喜ばせる素敵なプレゼントにかえられたら、という思いからこのプロジェクトは始まったそうです。
歯科治療に使う金属(銀歯の詰め物や被せ物、入れ歯など)は金やパラジウムなどの合金でできていて、治療の際に外した金属を寄付することで歯科医院だからこそできる社会貢献を行っております。
この寄付金は、「ミャンマーでの学校建設」や「小児がんや難病と闘い、重い障害を持つ子どもたちとその家族を応援」しています。
せき歯科クリニックは、TOOTH FAIRYプロジェクトに参加しています。
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2014年3月13日 (木)
定期検診は、大人だけでなく子どもも受けた方が良い事はご存知でしたか?「乳歯は抜けてしまうから、虫歯の治療はしなくてよい」と思われる方もいますが、それは大きな間違いです。乳歯に虫歯があるならば、生え変わった後の永久歯も虫歯になるのは当たり前です。
乳歯の虫歯に虫歯菌がたくさんいますし、虫歯になった原因もなくなったわけではないのです。乳歯でも虫歯の治療は必要なのです。例えば、乳歯が虫歯に生え変わるとき、早くに乳歯が虫歯でなくなっていたら、前後の歯は傾いてきてしまい、永久歯の生えてくるスペースがなくなってしまいます。
そうすると歯並びはでこぼこになってしまいます。乳歯もとても大切な役割を持っています。その乳歯も、虫歯になったら治療をするの繰り返しでは歯を失ってしまいます。そのため、3~4ヶ月に一度定期検診を受け、虫歯のチェック・ブラッシング指導・フッ素塗布をすることで、虫歯の予防・歯肉炎の予防をしていくことが可能になります。
また、子どもの時から定期検診を受けることでお口の中の健康を守る意識や習慣を身につけることにもつながります。
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