2024年4月4日 (木)
こんにちは!
熊本市東区桜木にある歯医者
せき歯科クリニック歯科助手の柿元です🦷💕
患者さんとせき歯科クリニックの“架け橋”になるようなものを作ろう!ということで、院内の通信を開業当初から、作っています!院内には、毎月掲示しているのですが、ブログを見てくださる方にも情報発信をしていきたいと思います😊
今月は『歯周病と動脈硬化』についてです!
歯周病によって口の中で出血が起こると、そこから歯周病原菌が血流に入り込み、全身の病気のきっかけになることが報告されています!
動脈硬化とは、動脈が固くなり、血管の柔軟性が失われて、血液の循環の悪化を引き起こすものです。飲酒や喫煙、運動不足、食生活などの生活習慣が要因とされてきましたが、近年では、歯周病の原因菌などの、細菌の感染も関わっていることが報告されています!
歯周病菌などが、動脈硬化を引き起こす原因物質を出すことで、動脈を固くするだけでなく、血管の内側にプラーク(おかゆ状の脂肪性物質)を作り、血液の通りを悪くしたり、血管を塞いでしまったりするものとされています。これにより、周囲の組織に酸素や栄養が行き渡らなくなったり、血管がもろくなり破れやすくなったりします
このプラークがはがれて血栓ができ、それが脳の血管につまると「脳梗塞」を、心臓の血管につまると「心筋梗塞」を起こしてしまいます。
動脈疾患予防のためにも歯周病の予防や治療は、とても大切な治療になります!
歯周病は、むし歯と違って痛みなく進行していきます…自覚症状が少なく、気づかないうちに進行していく病気です😣💦
定期的な検診で歯周病のチェックをすることは、全身の病気の予防にも繋がります!ご自身の身体の健康を維持していくために、定期検診と、ご自宅でのケアを欠かさず行いましょう♪
カテゴリー: 架け橋