2022年6月21日 (火)
熊本市東区桜木にある歯医者せき歯科クリニックより事務長です(#^.^#)
今回のテーマは金属床義歯です。
院内技工のシリーズなどで技工物を自分達の医院内で作ることの大切さ、それにより理想的な技工物を作る事ができると紹介してきましたが、今回は院外技工です。
当クリニックが金属床を院外技工で作成依頼するのはKテックラボさんです。
Kテックラボさんは大村和明さんが30年以上やられている個人ラボになります。
題名に『一徹』と書きましたが、実は大村さんが自ら金属床『一徹』といわれているので書きました。
そう、金属床一筋に、金属の材料から模型の材料や作り方鋳造の仕方まで何度も何度も試行錯誤をしながら、メーカーと一緒になって今の金属床に行きついた方なのです。もちろん未だに試行錯誤を続けられより良いものを追及されています。
金属は人工関節などの生体材料として定評のあるアメリカオーステナル社の高品質コバルトクロム合金を使われています。
『お口の中は髪の毛一本でも違和感を感じるものですね。私の創る金属床は単に薄いだけではなく、噛み合わせや美しさをミクロン単位で追及したあなただけの精密なオーダーメイドの「人工臓器」なのです。』という思いのもと、精度や強度にこだわり、情熱をもって作られています。
その情熱は日本各地に知れ渡り、激戦区である関東からも注文が来て航空便で納品してらっしゃいます。
そんな人が偶然にも熊本市東区でラボを開業されている。歯科技工士歴50年だったうちの父からの紹介でお付き合いが始まった大村さんですが、うちの父も70歳を超え引退した様に大村さんもいつまでできるかは未知数です。まだまだ現役でバリバリ頑張られてますが、後継者も今の所おられませんので、ご希望の方はぜひ早めに来られた方が良いかもしれません。
『お口に入れると本当に違いがわかる』という言葉を患者さんに言われる事を励みに頑張られていますので、保険の義歯が合わずに悩まれている方はぜひこちらの義歯へ変更してみて下さい。
もちろんインプラント上部にSetするインプラントオーバーデンチャーにも対応しております。