せき歯科クリニックブログ

治療に時間と手間がかかる訳(被せ物編)Part③

2023年8月31日 (木)

こんにちは!熊本市東区桜木にある歯医者

せき歯科クリニック歯科助手の柿元です🦷✨

 

今日は歯科雑誌で気になる特集があったので、当院の治療に当てはめながら紹介します♡
『歯科治療に時間と手間がかかる訳』 nico 1月号(クイックセンテンス社)より

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歯の治療に回数がかかることもありますよね。「今日は何の治療をしているんだろう?」「あとどれくらい回数がかかるのかな?」などど思う方もいらっしゃると思います!

ですが、患者さん一人ひとりお口の状態は違います。まずはお口の状態を調べるところから始まり、治療を進めていきます!そして、患者さんそれぞれに合った方法で治療を行っていきます!まさにオーダーメイド治療なのです✨時間も手間もかかります。

 

なぜ時間と手間がかかるのか?

 

今回は“被せ物の治療”にスポットをあて、いくつかポイントを絞ってご紹介していきます♡

①炎症のないお口に整える
②割れにくい土台づくり
③仮歯で入念な形の調整
④型取りは被せ物の治療の要
⑤噛み合わせの記録は慎重に
⑥模型でお口を再現&被せ物製作
⑦被せ物が完成=終わりじゃない!

 

今日は⑤噛み合わせの記録は慎重に ⑥模型でお口を再現&被せ物製作についてご紹介していきます!

 

型取りと平行して、上下の歯の噛み合わせを記録していきます、この工程を『咬合採得(こうごうさいとく)』といいます。たとえば、上の歯の被せ物をつくる場合に、下の歯とうまく噛み合わせるためには、あごの位置関係だったり、歯の傾き、上下の歯の高さなども考慮しなければなりません。1カ所でも噛み合わせが不適切だと、うまく噛めなかったり、あごの関節痛みが出てしまったり、上下の歯をうまく動かせないなどの支障が出ます。

 

⑥模型でお口を再現&被せ物製作

これまでに集めた資料や情報をもとに、被せ物の製作を進めていきます。まず、患者さんのお口を模型で再現します。歯型に石こうを流して、上あご・下あごそれぞれの歯列の模型をつくります。模型には、被せ物が入る歯だけでなく、周辺の歯の形も記録されています。噛み合わせの記録材を使って模型を咬合器(噛み合わせを再現する機械)に取り付けます。この咬合器に取り付けた模型上で次の作業の「ワックスアップ」や「被せ物」の製作をしていきます。

 

 

 

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「ワックスアップ」とは、歯科技工士が患者さんの資料や情報をもとに被せ物の形をワックスで作ることです。

 

 

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その後、被せ物を完成させます!(これは、当院で作製したオールセラミッククラウンです✨)

 

 

 

 

次回は、⑦被せ物が完成=終わりじゃない!をご紹介します!!!


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