2023年9月11日 (月)
熊本市東区桜木にある歯医者せき歯科クリニックより事務長です(^^♪
庭の木や花への朝の水やりではだいぶ涼しさが増し、夜の水やりでは秋の虫の声が聞こえてくる季節になりましたが、昼の残暑はまだまだ続くようでお気を付けてお過ごしください。
先日新しい車が納車されました。
その車は今年フルモデルチェンジをされる車です。
つまり、モデルチェンジ前の最終形になります。
今まで乗ってきた車を思い返すと、ほとんどの車で最終形の車に乗ってきている事に気付きました。
乗ってきた車で現行でその名前で走っている車は1台しかありません。
実は今回の車もフルモデルチェンジを機に名前が無くなる車です。
特に狙ってきたわけではありませんが、私の選び方がそうなのだと思います。
私は学生の頃車屋さんでアルバイトをしていたことがあります。アルバイトというより車が好きなので遊びに行くうちに整備などを手伝うようになり、いつしか帰りに千円札を受け取って帰るようになっていました。
その頃の経験や知識から自然と最終形を選ぶようになったのかもしれません。
車をはじめどんな物にも世の中へのデビューがあります。
デビュー前には様々なテストが行われて、試行錯誤と改良をたくさん行ってデビューしてきます。
しかしそれでも、その後さまざまな環境と時間経過によって不具合が生じてしまいます。それがリコールです。
フルモデルチェンジから様々な改良が行われていき、様々なリコールやマイナーチェンジが行われて車は成熟していきます。
見える所や消耗品ばかりではなく、到底ユーザーでは知り得ないであろうエンジン内のピストンリングやミッションのギア比に至るまで走り易さや耐久性の向上の為に改良されていきます。
大抵の場合は車体価格は据え置きなので、どんどん車両の価値は上がっていきます。
そして修理に関しても、整備士が経験したことのある整備がどんどん増えて行きますので、早くてしっかりした整備ができるようになります。
これが私がデビューしたてのものを選ばない理由です。
確かにフルモデルチェンジ後の車には目を引く様にその時代の最新の技術が使われています。
人の持っていないものは優越感もありますし嬉しいものです。ただ、古い物の安定というものも価値があります。
熟練の技術が反映されたものを選ぶうちに最終形の車を選んでいたのかもしれません。
当クリニックでも最新の治療が開発された時、いち早く導入を検討します。
各種の論文や使用についての発表が行われるので、院長がそれらを精査して全国におられる同じ勉強会や研修会に参加している先生から使用感なども聞き、メーカーや材料屋さんからの情報もすべて総合的に判断して導入に踏み切ります。
それでも、やはり患者さん個人個人違うので日々の診療でそれぞれカスタマイズしながら進めていきます。
そこは院長の経験とネットワークがものをいいます。
かなり慎重ではありますが、どちらかというと導入のスピードはかなり速い方です。以前にも紹介しました光学印象やロボットによる削り出しのマシンは熊本県でも2台目の納品でありました。
それは、やはり院長の勉強の賜物だと思います。
これからも最新の治療をスピーディーにしかしより慎重に検討したうえで導入したいと思いますのでこれからもよろしくお願いいたします。
カテゴリー: 事務長