2022年12月12日 (月)
熊本県熊本市東区桜木にある歯医者せき歯科クリニックより事務長です(^^♪
先日のブログでも案内があったと思いますが、院長が日本臨床歯科学会の全国大会で発表を行い見事全国二位になりました。
実は当クリニックでは知識や技術の向上を図るために、毎週火曜日の朝から一時間半で院内研修会も行っております。
日頃の勉強会は今の課題や問題点、注意する事などが話し合われます。
しかし、たまに一日診療をお休みして、個人個人に課題を与えられてみんなの前で発表するという機会があります。
今回私がスタッフに伝えたかったのは『YESと思ってもらうことの大切さです』
私は体育大学でもスポーツ心理学を専攻していたので、心や思いに非常に興味を持っていつも生活しています。
この世の仕組みとして、誰かに『YES』と思って頂いて初めて『報酬』を頂く事ができます。
しかし厄介な事にこの『YES』は一人一人の解釈によってすべて違います。
真実はいつもひとつしかないのに、解釈は人それぞれ。。。十人十色なのです。
私たちが同じことを同じように話したとしても、相手によって伝わり方は違う。違う患者さんが同じことを言ったとしても、二人の思いは違うよという事です。
その言葉の裏・表情・今までの接点を考え心の中を読まないといけないという事を話しました。
なかなかすべての人のすべての望みをかなえることは困難ですが、できる限りみんなで頑張っていこうと思います。
話は変わりますが私が大学に入る少し前の1990年代後半にやっとメンタルという言葉がスポーツ界に入ってきてメンタルトレーニングが取り入れられるようになっていきました。
心理学という学問のほかに比べるとまだまだ若い分野で、『心』が頭の中にあるのか体のどこにあるのか、もしくは体全体なのかすらよくわかっていません。
緊張しないと運動能力は上がりませんが、緊張しすぎると周りが見えずに良いパフォーマンスができない。とても難しいバランスの世界なのです。
実は最近メンタルヘルスには二つの分類がある事がわかってきました。
楽しい楽しくないの心の健康と、今の自分で良いのかという自己肯定の心です。
今の自分を認めて、今やっている事が楽しいと心は健康という事になります。
愛も仕事もお金も友達も趣味も全て自分の思い通りになる事はほとんどありませんが、『自分にとって良いか悪いかを決めるのは未来の自分だ』と思い、今の自分を肯定して失敗しても楽しんで生きていきたいですね。
カテゴリー: 事務長
2022年12月12日 (月)
熊本市東区桜木にある歯医者🦷
せき歯科クリニック
トリートメントコーディネーター佐藤です🐰💕
12月ももう中旬になってまいりました。
もうあっという間にクリスマス🎄と大晦日がやってきますね💦
12月に入って一気に気温も下がり、風邪を拗らせやすいので
みなさん気を付けましょう!
今回は再度インプラントに関しての記事を書こうと思います!
まずおさらいとして、インプラントのメリットは
●歯を削らなくて済む。
●他の歯に負担をかけない。
●咀嚼能力・審美性の回復
●咬合の安定
●生活の質の向上
になります。
今回は「咬合の安定」についてスポットを当てて書きたいと思います♪
前回(インプラントメリット③)と内容は酷似してしまう点がありますが
ご了承ください💦
前回と同じく、義歯(入れ歯)・ブリッジ・インプラントにおいての
咬合(咀嚼能力)の回復力についておさらいしたいと思います!
■天然歯
噛む力が100%として。
噛む圧力は20~30歳の男性の奥歯で約60kg、
女性でも約40kg
■義歯(入れ歯)
部分義歯:30~40%
総義歯:10~20%
■ブリッジ
天然の歯の約60%程度(ただしブリッジをかける歯の状態による)
■インプラント
天然の歯の約80%
まず咬合の安定がいかに大事かということですが、
咬合が安定していない場合、どういった問題があるか、ご存知でしょうか?
①咬む力が均等でない場合に負担のかかる歯が出てくることです。
例えば、右側の奥歯を抜いてしまい咬むことが困難であるともちろん左側で咬みますよね?
そうすると左側の歯にばかり負担がかかってしまい、行く行くは抜歯に繋がってしまうリスクがかなり高くなります!
②咬合が安定していない=咀嚼能力が低いことになりますので
前回の記事にも書いていた通り、咀嚼刺激の低下は記憶を司る海馬の神経細胞に変化をもたらし、記憶・学習機能障害を引き起こします。
③発音がうまくできなくなる
歯の間に隙間があったり前歯がうまく噛み合っていなかったりする場合、そこから空気が漏れて発音しづらい場合があります。
④顎関節症や顔のアンバランスが生じる
噛み合わせのずれに合わせて、顎の骨もずれて成長してしまうことがあるのです。
顎がゆがむと顔までゆがんでしまいます。
⑤頭痛・肩こりの原因になる
歯並びが悪く顎がずれると、顎に近い筋肉や神経にも影響を及ぼします。
これが頭痛や肩こりの原因になるともあります。
⑥耳鳴り・めまい・鼻詰まりの症状にも繋がる
顎の変形は、顔の形や神経にも関わります。
歯並びが呼吸にも影響して鼻づまりしやすくなったり、耳や目の神経が異常に刺激されて耳鳴りやめまいの原因となったり、さまざまな症状に関係していると考えられています。
⑦胃腸への負担が大きい
噛み合わせが悪いと、食事のとき食べ物をしっかり噛むことができません。
そのため、十分に咀嚼することができず、胃腸への負担が大きくなるといわれています。
⑧素直に笑うことができず精神的なストレスにも繋がる
噛み合わせが悪く歯並びが乱れると、口元に対する周囲の目が気になり、笑うのをためらうようになってしまいます。
気にするあまり、精神的なストレスをため込んでしまう人もいるほどです。
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こういった様々な問題に繋がっていきます。
もちろん、入れ歯(義歯)・ブリッジ・インプラントの治療を受けることによって
不正咬合が治るかといえば、そうではありません。
場合によっては、矯正治療が必要な場合があります。
大がかりな治療に感じられるかもしれませんが、それだけ咬合の安定というのは
体にとって大切、そして必要なことであるとわかるかと思います。
せき歯科クリニックでは、矯正治療も行っておりますので
インプラントの治療を含め、お気軽にご相談くだい♪