2023年3月18日 (土)
こんにちは(^^)
熊本市東区桜木にある歯医者
せき歯科クリニックの
歯科衛生士の徳丸です。
今日は金属床(きんぞくしょう)についてです!
金属床とは、別名メタルフレーム義歯と呼ばれるぐらい義歯の金属の割合が多いものです。「床」とは、入れ歯の歯ぐき部分のことを指します。
保険のプラスチック床義歯とは異なり自費診療となりますので治療費は多くかかってしまいますが、お口になじみやすいなどメリットも多いです!
■金属を多く使うメリットは■
□とても薄く作製できるのでお口の中に入れた時の違和感が少なく、丈夫であること。
□プラスティックで出来た保険の義歯に比べるとたわみが少なくなることで、しっかり咬めて金具をかけた歯や残っている歯への負担が減る。
□精密加工が可能な金属を用いることで歯や歯茎との段差や隙間が無く舌触り等に違和感がない。
□義歯を維持安定させる為の金具(バネ)の適合性が良く安定する。
□設計に自由度があり、目立たない位置に金具を設定することができたり、場合によっては義歯の範囲を狭くすることもできる。
□義歯の主要な部分が丈夫で適合性の良いメタルフレームで出来ていることにより、義歯のメインテナンス(修理、修正)がしやすいので長期間使用しても使い心地が悪くなりづらい。
これだけのメリットが金属床にはあります!!
■義歯のメインテナンスの必要性、重要性について■
義歯はプラスチックや金属の細い部分があり、使っていくうちに欠けたり折れたりすることがあります。
また歯茎が痩せることですき間ができ、義歯があわなくなり動くようになってくることもあります。
この動く義歯をそのまま使用し続けると残った歯に無理な力がかかり、歯がグラグラしてきたり、移動してきてしまいます。
その変化に合わせる為に義歯の修理修正が必要になってきますがこれらの修理修正作業を正確に行えるのが金属床の特徴でもあります。
また金属床義歯は自費診療であり、メタルフレーム以外のプラスチックの素材や人工歯も上質なものを使用します。 これらのことにより経年的な劣化(摩耗、変色、汚れの付着)を最小限にすることができるます。
義歯は装着感、使用感、耐久性の点で保険と自費の差が出やすいものだと思います!
患者様にもご満足頂いて大切に長くご使用されているケースが多いので、使われてる保険の義歯にお悩みがある方は金属床に変えてみると違いが実感できると思います!
◉義歯を調整してもらってもしっくりこない
◉お口に入れた時の違和感が大きい
◉義歯を入れてもしっかり噛むことができない等
どんなお悩みでもいいので、何かあればスタッフにお聞かせください!金属床についての質問も遠慮なくどうぞ!せき歯科クリニックに来られる患者さんの日常が少しでも快適になれるようお手伝いをします(^^)
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