歯の広い隙間の部分に小さすぎる歯間ブラシを使ってしまうと、歯垢を十分に落とすことができません。
2018年12月4日 (火)
みなさん、こんにちは。
歯科衛生士の佐々木です♪
早いものでもう12月ですね!
年々1年経つのが本当に早く感じます。
さて、今回は意外と知られていない歯磨き後のうがいについてお話したいと思います。
虫歯は虫歯菌が糖を食べて酸を作り、これが歯の成分である(ハイドロキシ)アパタイトを溶かすことにより起こります。これを「脱灰」といいます。
初期の虫歯では、脱灰したアパタイトが歯に戻る「再石灰化」と呼ばれる現象が起こります。フッ素、正しくはフッ化物を含むアパタイトは再石灰化を起こしやすく、いったん歯に戻ると次には脱灰しにくいため、歯の表面が強いアパタイトに置き換わって虫歯に強くなります。つまり再石灰時にフッ化物がお口の中にあることが重要となります。
これが虫歯予防にはフッ素入りの歯みがき剤が良いといわれるゆえんです。
ところが歯みがきの後に何回もうがいをすると、歯みがき剤に含まれるフッ化物が流れて薄くなってしまうのです。歯磨き後に汚れを吐き出した後の仕上げのうがいは、ごく少量の水で1回だけにして、しばらく飲食しないことにより再石灰化効果が高まると言われています。
フッ素入りの歯みがき剤を使用し、虫歯を予防しましょう!
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2018年11月13日 (火)
だんだん寒くなってきましたね~!今くらいの季節が一番好きです♡先日衣替えと部屋の模様替えを行い、すっかり冬仕様になりました♪日中は暖かいですが朝晩が冷えるので体調管理お気を付け下さいね。
10月の連休の話ですが、実家の鹿児島に帰り、桜島で行われた音楽の野外ライブに行ってきました~!学生の頃はアーティストを近くで見たくて最前列で見ていましたが、このごろは後ろのシートエリアに座って美味しいご飯とお酒を飲みながらゆったりしていることが多いです(笑)色んなア-ティストが見れてとても贅沢な時間を過ごせました♪
久しぶりに鹿児島に帰りましたが、たまに帰るとホッとしますね。ついでに友達と霧島にある霧島神宮にも行ってきました。自然いっぱいでリフレッシュできました。隣の県ですので皆様もぜひ遊びに行ってみてください♪
(柿元 悠希)
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2018年11月11日 (日)
9月15日(土)、16日(日)に福岡で開催された“2018年 臨床家のための実践的歯内療法”というセミナーに参加してきました。このセミナーでは、歯の中にある神経をとる“根の治療”について実際の歯と同じ構造をした模型を用いて治療法を学びました。
むし歯が大きいと歯を残せないこともあります。しかし、むし歯の大きさによっては歯の神経が入っている管(根管)をきれいに掃除する(歯の根の治療)ことで歯を残すことが出来ます。
虫歯にならないように予防することが一番ですが、虫歯になってしまった場合にはその歯の寿命を少しでも長くしたいと考えます。歯の神経が入っている根の形・太さ・数は人によって異なります。そして時には曲がっていたり、複雑な形で存在する場合もあります。根の治療はその複雑な根っこの中をきれいにする治療の為とても細かく、難しい処置となります。
治療時間・治療回数も他の処置よりも多くかかることがありますが、1本でも多くの患者様の歯を残したいと考えています。
今回のセミナーでは、ひとつひとつの手技について“なぜそうするのか?”という根拠をベースとして、座学と実習の両方から学ぶことができ、より実践的でした。セミナーで学んだことを日々の診療に生かし、より良い治療を提供していきたいと思います。
( 歯科医師 ・ 中島 千裕 )
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2018年10月26日 (金)
10月下旬にさしかかり、朝晩も寒くなってきましたがいかがお過ごしですか?
こんにちは、歯科衛生士の佐々木です。
今回は先月スタッフで行ったバーベキューについてお話したいと思います。
以前も行かせていただいたお店joanへ
前回はお昼に行きましたが、今回は夜に行きました!天候があまり良くなかったため、テラスで行いました。でも、バーベキューを始めるころには雨も止んでくれました^^
夜は雰囲気がまた違って素敵でした♪♪
お肉も大きくておいしかったです!
お腹いっぱいになりました!
仕事の活力となる一日となりました^ ^
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2018年9月25日 (火)
みなさん、こんにちは。
歯科衛生士の佐々木です♪
最近、朝晩は少し肌寒く感じる日も増えてきましたね。季節の変わり目は体調を崩しやすいので、注意してくださいね。
今回は歯磨きの後のうがいについてお話したいと思います。
むし歯はいわゆるむし歯菌が糖を食べて酸を作り、これが歯の成分である(ハイドロキシ)アパタイトを溶かすことにより起こります。これを「脱灰」といいます。
初期のむし歯では、脱灰したアパタイトが歯に戻る「再石灰化」と呼ばれる現象が起こります。フッ化物を含むアパタイトは再石灰化を起こしやすく、いったん歯に戻ると次には脱灰しにくいため、歯の表面が強いアパタイトに置き換わってむし歯に強くなります。つまり再石灰時にフッ化物がお口の中にあることが重要となります。これがむし歯予防にはフッ素入りの歯みがき剤(ペースト、粉など)が良いといわれるゆえんです。
ところが歯みがきの後に何回もうがいをすると歯みがき剤に含まれるフッ化物が流れて薄くなってしまうのです。歯磨き後に汚れを吐き出した後の仕上げのうがいは、ごく少量の水で1回だけにして、しばらく飲食しないことにより再石灰化効果が高まると言われています。
フッ素入りの歯磨き粉を使用し、フッ化物をしっかり口腔内に留めて虫歯予防に努めましょう!
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2018年9月12日 (水)
年齢と自立度の関係として、70歳前後でガクッと自立度が下がると言われています。この理由の多くは生活習慣病です。メタボリックシンドローム(メタボ)が関連していますが、メタボの原因の一つによく噛めないことがあげられています。そして75歳以上になるとだんだん他人の手を借りないと生活ができなくなってしまう人が増えてきます。その理由として栄養不足があります。
よく噛めないことで、食事の栄養バランスが崩れます。すると生活習慣病になったり、栄養が不足したりして、寝たきりになりやすいのです。いつまでも元気でいるために、肉・魚・野菜をバランスよく食べる–ようにしましょう。
歯の本数が減るにつれて、主に野菜に含まれるカロテンやビタミンCなどを摂れなくなっていることが分かります。逆にお米やパンなどの炭水化物を多く摂るようになることが分かります。
毎日の歯磨きでお手入れをし、定期検診でプロにチェックをしてもらうことで歯を失わずに、自分の歯でしっかり噛むことができ、いつまでも元気で長生きすることにつながります!
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2018年9月4日 (火)
みなさん、こんにちは。
歯科衛生士の佐々木です♪
8月も終わり、9月に入りましたがまだまだ暑い日が続いていますね。体調管理には十分気をつけて下さいね!
今回は歯間ブラシの適正サイズと選び方についてお話したいと思います。
歯間ブラシのハンドルの「形状」は、以下のように「L字型」と「I字型」の2種類あります。
そして、様々なサイズがあります。自分自身の歯茎の状態や部位に合わせた「サイズ選び」が大切です。目安としては、歯と歯の隙間にスッと抵抗なく挿入できるサイズです。
歯間ブラシの選び方
歯の広い隙間の部分に小さすぎる歯間ブラシを使ってしまうと、歯垢を十分に落とすことができません。
歯の狭い隙間の部分に大きすぎる歯間ブラシを使うと、歯肉退縮の原因になるので注意しましょう。
歯間ブラシは、歯間に無理なく挿入でき、使った際にきつく感じない程度を選ぶようにしましょう。
歯間ブラシには、歯と歯の隙間の広さによって使いやすいよう数種類あります。歯の隙間の広さが大きく異なる場合は、数種類の歯間ブラシを使い分けようにしましょう。
初めて使用する際は、「小さいサイズ」から試すのが良いでしょう。小さいサイズが挿入できない場合には、デンタルフロスの使用がおすすめです。
口の中の清潔を保つためにも、歯ブラシと補助用具の併用が大切です。1日1回「歯間ブラシ」を使って、歯と歯の隙間をキレイにしましょう。
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2018年8月20日 (月)
暑い日が続いていますが、みなさんいかがお過ごしですか?
こんにちは、歯科衛生士の佐々木です♪
今回は乳児期のブラッシングの方法についてお話ししたいと思います。
1.歯ブラシに慣れてもらう
まずは、歯ブラシを口の中に入れたり、歯ブラシで歯肉をなでたり、あるいは手に持たせるなどして、歯ブラシに慣れさせましょう。ちょうど歯が生え始める生後6カ月ごろは、何でも口に入れたがる時期。このころに歯ブラシに慣れさせておくと、次のステップに進みやすくなります。前歯が生えてきたら、歯みがきを始めます。
2.歯ブラシの当て方について
子どもをひざに寝かせ、上から口の中をのぞき込むような姿勢をとって(寝かせみがき)、あごを手で支えながら、前歯の付け根、歯と歯の間を中心にみがいていきます。このとき注意したいのは、痛くしないこと。前歯のまん中の歯肉にある筋(上唇小帯)に、歯ブラシが当たると、痛がる原因になります。みがくときは、唇をひとさし指でそっと押さえ、歯ブラシが上唇小体に当たらないように、軽く小刻みに動かすのがコツです。
子どもをひざに寝かせ、上から口の中をのぞきこむような姿勢をとり、あごを手でおさえながらみがきます。
3.ブラッシングの習慣化
この時期、もっとも大切なのは、ブラッシングを楽しく習慣づけることです。嫌がるときに無理に行うと、ブラッシングを嫌がるようになります。機嫌が悪いときは、簡単に済ませてもかまいません。そのぶん、機嫌がよいときに、楽しくできる工夫をしながら、きちんとていねいに行いましょう。少なくとも“1日1回、きちんとみがく”ことを目標にしてください。そして、できたらよく褒めてあげてください。
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2018年8月6日 (月)
みなさん、こんにちは。
歯科衛生士の佐々木です♪
今回は妊娠時の口腔内の問題や対策についてお話したいと思います。
妊娠中はむし歯や歯周病になりやすくなっている上に、初期症状に自分からは気づきにくいものです。つわりがおさまる4~5カ月頃に歯科健診を受けて、比較的体調の安定した妊娠中期に必要な歯科治療を済ませることが大切です。
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2018年7月25日 (水)
こんにちは、歯科衛生士の佐々木です♪
今回は喫煙と歯周病の関係についてお話したいと思います。
タバコの煙には数千もの化学物質が含まれています。そのうちニコチンや発癌性物質などの有害物質は200とも300とも言われます。
タバコの煙に含まれる「一酸化炭素」は組織への酸素供給を妨げますし、「ニコチン」は一種の神経毒で、血管を縮ませるので、体が酸欠・栄養不足状態になります。
ニコチンは体を守る免疫の機能も狂わせるため、病気に対する抵抗力が落ちたりアレルギーが出やすくなります。さらに傷を治そうと組織を作ってくれる細胞(線維芽細胞)の働きまで抑えてしまうので、手術後も治りにくくなります。
ある統計データによると、歯周病にかかる危険は1日10本以上喫煙すると5.4倍に、10年以上吸っていると4.3倍に上昇し、また重症化しやすくなります。
タバコは、口腔内だけでなく全身にも大きな影響を及ぼします。この機会に喫煙の見直しを行い、禁煙について考えてみましょう。
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