せき歯科クリニックブログ

ピカッシュ導入しました!②

2014年8月26日 (火)

洗浄剤、歯ブラシで汚れを落とし、お手入れを頑張っている方は多いと思います。

しかし、毎日の食事、お手入れにより、入れ歯やスプリントの表面には目に見えない細かな穴が無数に存在しています。この穴に深く入り込んで、住み着いた細菌がカンジタ菌。この奥まで入り込んだカンジタ菌は洗浄液につけても1時間後には、またすぐに繁殖してしまいます。市販の洗浄液では、表面的な洗浄はできても目に見えない穴の奥深くまで行き届かないのです。

この問題を解決してくれるのが、抗菌コーティングする機械『ピカッシュ』です。

特に入れ歯やスプリントを使っている方は、ぜひ効果をお試しください。


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ピカッシュ導入しました!①

2014年8月25日 (月)

お口の中には、300~400種、30億以上の細菌が存在します。目に見えない部分で、たくさんの細菌が繁殖しており、お口の中に入っている入れ歯、スプリントの表面は、材質上多くの菌がべっとりと付着しています。

中でも、ニオイ、ヌメリの原因になっているガンジタ菌は、カビの一種で、通常の細菌よりも大きく取り除くことが難しいのです。

この問題を解決してくれるのが、抗菌コーティングする機械『ピカッシュ』です。

特に入れ歯やスプリントを使っている方は、ぜひ効果をお試しください。

 


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タバコは口腔がんの原因に

2014年7月24日 (木)

2014年6月の初めに、台湾に慰安旅行で行ってきました。台湾は、公共の場での喫煙に厳しく、ホテルや飲食店、路上等での喫煙は禁止です。違犯すると、日本円で27000円の罰金です。

さらに、台湾のタバコのパッケージは強烈です。タバコが及ぼす様々な害を写真付きで警告しています。その中に口の中と関連がある物を見つけました。警告文には「喫煙は口臭や口腔内の疫病を引き起こします。」とあります。タバコは口腔がんの原因になります。また、歯周病を悪化させるリスク要因になることも科学的なデータとしてはっきりと出ています。喫煙者は非喫煙者の約4倍の発症リスク(1日31本以上のヘビースモーカーの場合には約5~6倍)があります。

また、歯周病菌に対する防御機構を破壊するので歯周病が進行しやすく、歯周病治療に対する反応も悪いことがわかっています。

歯周病菌は、強い自覚症状が現れずに進行していくのが特徴で、サイレントディズィーズ(静かな病気)と呼ばれています。喫煙者の場合は、歯茎の毛細血管が細くなるので症状は余計に出にくくなります。自分には関係ない、症状がないので、大丈夫だろうなんて思っていると歯周病は静かに進行していきます。

またタバコを吸うことはストレス解消にはなりません。最近の研究では、喫煙者は非喫煙者よりも余計にストレスを感じやすいことがわかっています。全身の健康を害し、歯を失う原因にもなるタバコ。

それでもタバコを吸い続けますか?


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どうやって虫歯はできるのか?

2014年6月25日 (水)

虫歯になる条件には、歯質・細菌・糖分・時間の経過があります。

虫歯の成り立ちとしては、飲食物(糖質)が口の中に入り、歯の歯垢(プラーク)に存在する細菌と接触すると、細菌が糖を分解して酸を産出し、歯垢内のpHを一気に酸性に傾けます。そこで初めて脱灰(歯を溶かす)が起き始めます。数分間そのpHを保ちその後、唾液などで口腔内が洗浄され、歯垢の中のpHは唾液の作用により、数分から60分かけて徐々に最初の値に戻ります。唾液に豊富に含まれるリン酸イオンやカルシウムイオンがエナメル表層下に浸透して失われた部分に再び補充され脱灰したところを数時間かけて修復します。これを再石灰化といいます。

つまり、飲食のたびに歯の表面ではこの脱灰と再石灰化は繰り返し行われています。脱灰と再石灰化のバランスがとれているとき虫歯は起きませんが、このバランスが崩れ、脱灰の時間が増えると虫歯ができるのです。


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Dental Drug Delivery System

2014年5月27日 (火)

3DS(Dental Drug Delivery System)についてお話します。

唾液検査をした結果、虫歯菌の量が多い場合には必要に応じてこの3DS(除菌)を行うことで口腔内の虫歯菌を除去します。

3DSとは、お口の中の虫歯菌を抗菌剤を使って除去するものです。方法としては、歯型を取り、ドラッグリテーナー(マウスピースのようなトレー)を作製します。トレーの中に抗菌剤を入れ、歯に5分間はめて除去します。その後ホームケアで、フッ素塗布(トレーの中にフッ素を入れて、5分間)を一週間します。その後さらに病院で抗菌剤を使って除菌をします。再度唾液検査をして、虫歯菌の量が減ったかを確認します。

まずは唾液検査をして、何が原因で虫歯ができているのかを確認することが重要です。

そのうえで、原因が虫歯菌の量が多い場合にはおすすめします。

「虫歯ができやすい…」という方は、まずは唾液検査を!

 


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歯の根の治療セミナー

2014年5月24日 (土)

2014年4月26日~27日に福岡で開催された「2014年臨床家のための実践的歯内療法」というセミナーに参加してきました。このセミナーで歯の根の治療について学んできました。

虫歯が大きいと歯を抜かなければなりません。虫歯の大きさによっては、歯の神経が入っている部屋(根管)をきれいにする(歯の根の治療)ことで歯を保存することができます。もちろん虫歯にならず、神経を残しておけることが理想です。虫歯になった歯の寿命を少しでも長くするため、細心の注意を払って根の治療をしています。人の顔が一人ひとり違うように、歯の根の形・大きさ・数もそれぞれ異なります。この根の中には、根管が曲がっていたり、ねじれたり、複雑な形で存在する場合もあります。

この根の治療では、根の先まできれいにする必要があります。今回のセミナーの中で、根管へのアプローチ方法、その意義を一つ一つ確認することができました。このように、とても細かく、難しい処置なので、治療回数・時間もかかります。大変な処置ではありますが、これを丁寧に確実に行い、患者様の歯の健康が少しでも長く保たれるようにと意識して治療を行っています。セミナーで学んだことを日々の診療で生かして、よりよい治療を提供していきたいと思います。

そして患者様に自分の歯で噛んで食事ができるという幸せを毎日の生活の中で、実感していただきたいです。


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唾液検査

2014年4月29日 (火)

虫歯の治療をするのは当然ですが、虫歯も削って詰める、の繰り返しでは歯を失ってしまう原因になります。そこで唾液検査をすることで虫歯の原因を突き止め、根本的なところから改善していきます。

唾液検査では唾液を採取し、細菌の量・唾液の量や質を調べます。それだけでなく、食生活習慣や生活習慣などを詳しく問診し、虫歯の原因を探っていきます。

そこから出たデータを元に、患者さん一人ひとりに合った改善策を提案し、実行してもらいます。何が原因で虫歯ができるのか、一人ひとり原因は異なります。自分に合った改善策を見つけるのも大切なことです。

ぜひ皆さんも唾液検査を受けていみてはいかがでしょうか。


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スタッフの診療目標

2014年4月24日 (木)

スタッフ全員が次のことを目標として日々の診療に取り組んでいます。

1.できる限り痛みを与えないような診療を行います。

2.患者さんの悩みや願いに耳を傾け、患者さんの幸福のために最大限の努力をします。

3.患者さんと同じ目標をもって治療を進めるために、お口の中の現状と治療についての十分な説明を行い、一人一人に適した治療を行います。

4.笑顔で思いやりをもって患者さんに接し、安心で居心地の良いひと時を提供します。

5.衛生面の行き届いた清潔で整理整頓された診療室を保ちます。

6.お口の中を総合的に診査・診察し、長く安定したお口の健康と審美性の獲得を目指します。

7.歯科医療に携わる人間として、人間的に成長するために日々努力します。

8.患者さんに最新でハイレベルの治療を提供するために、自分と医院全体の治療技術を向上させる努力をします。

9.患者さんが健康で充実した幸福な人生を送るために、自分が歯科医療従事者として何ができるかを考え、実行します。


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キッズクラブ

2014年4月3日 (木)

お子さんが0歳~小学校卒業までの間に、歯を守る習慣を身につけてもらうために、虫歯がなくても3~4ヶ月に一度定期検診を受け、虫歯のチェック・歯磨きの状態のチェックと歯磨き指導・フッ素塗布などの予防の処置を行っています。

キッズクラブでは、「永久歯虫歯ゼロ」を目標としています。入会されると、「健康手帳の発行」を行います。内容は、写真・お口の中の状態・お家で気を付けることを定期検診ごとに記入して、1つのファイルになっています。入会の際は、ファイル代の300円をご負担お願いしております。

さらにキッズクラブに入会すると、いろんな特典がついてきます♪

詳しくはスタッフにおたずねください。


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予防歯科をご存知ですか?

2014年3月28日 (金)

今回は歯磨き(セルフケア)の重要性についてお話したいと思います。予防で、もっとも重要なのは、日々の歯磨きなのです。どんなに定期健診を受けていても、日々の歯磨きを怠っていると、虫歯や歯周病は進行していきます。虫歯のなりやすさは歯質、細菌、食生活、ライフスタイル、つまり一人ひとり違います。そこで原因となる3要素の重なりあう時間や面積を少なくすることで、虫歯になるリスクを下げることが可能となります。

そこで、細菌を減らすためには、食後の歯磨きが一番効果的なのです。ただ、誤った歯磨きの方法では、意味がありません。また、自分では磨けているつもりでも、歯垢がうまく除去できていない方もたくさんいます。また、どんなに指導を受けていてもすぐに忘れてしまい、自己流になってしまいがちです。そのため、定期健診のたびにプロによるブラッシング指導を受け、PMTC(クリーニング)などのプロフェッショナルケアを行うことで良い状態を保つことが可能になるのです。

食事のときに使った食器は必ず洗いますよね?歯は、天然の食器と同じです。食後は正しく丁寧に歯磨きをする習慣を身につけましょう。


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医院情報

せき歯科クリニック

〒861-2101 熊本県熊本市東区桜木3丁目22-19

TEL:096-360-0310

【診療科目】 一般歯科・小児歯科・歯科口腔外科・インプラント・審美歯科・矯正歯科・入れ歯(義歯)

診療時間

▲ 木曜は〜13:00まで △ 土曜は〜18:00まで

※当院は、予約制です。診療をご希望の方は、
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