2024年9月17日 (火)
熊本市東区桜木にある歯医者せき歯科クリニックより事務長です(^^♪
今日は中秋の名月ですね!(^^)!
熊本県もきれいに良く見えるとの予報が出ていますよ🌕
さて今回は巷で話題のマイナ保険証についてです。
先日、かねてから噂されていた『免許証も一体化される』という事も発表され、今なにかと話題のマイナンバーカードです。
私は喘息の妻の医療費が高いので医療費控除をしていますし、ふるさと納税もしていますので、サラリーマンながら確定申告をして税金の還付を受けています。
なのでe-TAXでできるマイナンバーカードをいち早く作りました。
e-TAXでした方が確定申告は劇的に簡単で速くできます。
マイナ保険証とは、そんなマイナンバーカードに保険証のデータを入れましょうっという事です。
入れましょう。と言いますが、マイナンバーカード自体には保険証の何のデータも入っていません。
マイナンバーカードは言わば『鍵』の役割をします。
その鍵(マイナンバーカード)と顔認証やパスワードを使って、医療機関にある特殊な機械を使うと保険証の情報だけが医療機関の定められたパソコンに入ってきます。
なので、マイナンバーが医療機関に見られる事もないですし、住民票情報を医療機関が閲覧したりする事もできません。
色々と安全面が言われていますが、とても安全なシステムです。
そして保険証が変わっていても、自動的に変更になるので発行された後にまた病院まで持って行くという手間もありません。
マイナンバーカードさえ持っていれば特に紐づけなどをしなくても、医療機関の端末に通せば使う事が出来ます。
マイナンバーカードの保険証利用について(被保険者証利用について)|厚生労働省 (mhlw.go.jp)
厚生省のリンクも貼っておきますので、是非皆さんご利用ください。
カテゴリー: 事務長
2024年8月6日 (火)
熊本市東区桜木にある歯医者🦷
せき歯科クリニックです
今回はせき歯科クリニックでも活躍している「プライムスキャン」(口腔内スキャナー)という
医療機器について細かく紹介していきたいと思います♪
プライムスキャンとは
お口の型取りを正確で楽にする次世代の歯科医療機器です!
お口の中を小型カメラで連続撮影し、そのデータをコンピュータで立体画像として再現し、モニターで見ることができます✨
従来の型取りとデメリットについて
従来の型取り(印象)は寒天やシリコンという印象材をお口の中に入れ、材料が固まるまで時間を待って歯型を採取していました。
型取りした物を技工士が石膏を流して歯型模型を作製し、その模型に合わせて詰め物や被せ物の製作作業を行ってきました。
この手法のデメリットは、患者さんの負担が大きいことです。
大量の印象材を盛った金属フレームをお口の中に入れて採取しなければならないため、
苦手な方や嘔吐反射がある方にはとても負担の大きい工程です💦
↑プライムスキャンで型取りした画像。
プライムスキャンのメリット
プライムスキャンを用いると、これまで負担の原因だった型取り材料を使う必要がありません!
石膏模型も作製する必要がなく、すべてコンピューター上でデジタル処理を行います。
詰め物や被せ物はこのデータを元に作製することが出来るようになります。
従来のアルジネート印象と比べ、より精密に患者さんに合った詰め物・被せ物を製作することができ、
さまざまな医療廃棄物の削減、また医療従事者の感染予防にもつながります✨
また、プライムスキャンで型取りすることにより、
データ上で細かい部分もしっかり確認することができるため
より精密に被せ物を製作することが可能になりました。
被せ物が出来上がる前の材料は、上記の写真のようなブロック状のものになりますが
これをMCXLという精密機器を使い削りあげます。
MCXLでブロックを削り上げ、患者さんのお口の中に入れる被せ物へと生まれ変わります!!
写真はMCXLで材料を削っている途中のものです。
ブロック状の材料をMCXLで削り上げることにより、次の写真のように被せ物の形に仕上げることができます。
上記の写真はブロックだったものを機械で削っている過程のものです。
写真はクラウンタイプの被せ物になります。
患者さんのお口の中で型取りし採取したデータを元に作った模型に合わせ、
ここからの工程は技工士の手によって、綺麗な被せ物へと仕上げていきます!
上記の写真はほぼ仕上げが終わった状態の被せ物です。
光沢が出て、天然の歯に近い色調・質感になりました。
上の写真は患者さんのお口の中にSETした述後のものになります。
黄色い○印で表示している歯が、プライムスキャンで型取りし、MCXLで削り上げ、
技工士に仕上げて製作した被せ物になります。見た目がとても綺麗です♪
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このような流れでプライムスキャンから型取りし採取したデータを使い
技工士の細かい作業によって、被せ物が完成していきます。
プライムスキャンを導入している歯医者は、まだそう多くはありません。
せき歯科クリニックでは、最先端の技術、質の良い治療を提供できるよう
スタッフ一同精進致します。よろしくお願い致します。
2024年6月18日 (火)
熊本市東区桜木にある歯医者せき歯科クリニックより事務長です。
九州北部もついに梅雨入りしましたね。じめじめとした季節になり食中毒などにも注意が必要になりますので皆さんお気を付けください。
食中毒と言いますと、昨日当クリニックにも定期の保健所の立ち入り検査が来られました。
5年や10年に一度来られるのですが、コロナがありここ最近は全くなかったのですが、コロナも落ち着いてきている事から今一気に病院などを回っています。
感染対策や滅菌除菌・医療に関する安全対策、機器の異常の管理体制や修理体制、外部研修会の受講やその知識の内部スタッフへの共有など、5年分の書類を見せながら監査が行われます。
もちろんうちは一発クリアです。
【モリタ】ツインパワータービン – 歯科用タービン|歯科情報ポータルサイト デンタルプラザ (dental-plaza.com)
感染対策で今話題のタービンなどの器具も全部で50本以上あり、患者さん毎に交換をして治療を行うのに十分な本数をそろえています。
もちろん熱と圧力で滅菌するオートクレーブも2台あり、十分な滅菌体制も整えております。
国産のメーカーが多い為、故障時の修理対応も早く、滅菌機はその日のうちに代替え機を持って来てくれます。
滅菌器<オートクレーブ> | 製品紹介 | 株式会社湯山製作所 (yuyama.co.jp)
そのような企業との良好な関係を保っている事も皆さんの安全に繋がってきます。
企業側を叩いてばかりではなく、WinWinの関係を保っているからこそ、困った時に助けてもらえるのです。
治療というのは皆さんの目に触れて表に出ている部分ですが、それを支える所に色んな人が関わり目に見えない所で皆さんの安全に全力で取り組んでいるのも知って頂けたらと思います。
当たり前なんですけど、時間と労力がかかり、知らない間に手を抜きがちな所も当医院は確実に取り組んでおります。
2024年5月11日 (土)
熊本市東区桜木にある歯医者せき歯科クリニックより事務長です。
先日、平昌オリンピックのスピードスケート金メダリストの高木菜那さんがオフロード自転車競技をする10代の姉妹の所に訪問する番組をBSで視ました。
その姉妹は妹の方が坂を下るセンスがあり、上りで姉が根性で追い付くという全く違うスタイルの姉妹でした。
高木姉妹もどちらかというと妹の方がスピードスケートでは結果を残していたので、姉である菜那選手はその姉妹のお姉さんの悩みを見抜き色んなアドバイスをしていました。
そんな中、一般の大人に混じって30秒全力でこいで(心拍数を200近くまで上げる)15秒休む、それを20本繰り返すというトレーニングを見ていた時です。
『菜那さんもやってみますか?』という無茶ぶりが来ます。
アスリートならこのトレーニングが鬼のようにきついのは誰しもわかります。
私も現役の頃やってました。心拍数210のレッドゾーンまで上がってました。(多分今の年齢でやると本当に心停止するかもしれません。)終わった後は足はパンパンで酸欠で立てません。。。仰向けに寝て足を心臓より高くして血が戻って来るようにします。
こんなの『してみますか?』と聞かれても『もう歳だから。。。』『もう引退したから。。。』『化粧が落ちるから。。。』など断る理由はいくらでもあります。
それなのに菜那さんは『私出来るかな~』とだけ言って、皆の列に入って一緒に始めるのです。
1本目から心拍数は193。。。呼吸は乱れ大汗かいてメイクはボロボロ『あ~ダメだ』と叫びます。
しかし数本目から『さぁいくよ~』『次に残さないよ~』『全力出して~』と皆を引っ張り出します。
それをみて『ああ~やっぱりこれがメダリストだな』と思いました。
やらない理由なんていくらでもある。途中でやめる理由も幾らでもある。でも『やる』んです。
それに打ち勝ってきた、もしくはやらない理由を考えないマインドコントロールをしているのです。
日常の仕事でも、こんな事はいくらでも転がっています。
『雨だから今日は外回りやめよう』『他の仕事来たから電話やめよう』などなど皆さんも思い当たる節があると思います。
やらない理由なんていくらでも転がっています。
当クリニックでも、患者さんに渡す書類や見積もりなど次回までにやれば良い事はたくさんあります。
しかし、『なるべく今日やりなさい』と指導しています。
忘れてしまう。というリスクもありますが、急な仕事が入ってきて溜まってしまうという事もあります。そうなるとまたやる気がなくなります。
一時期『いまでしょ』という流行語もありましたが『今やる』ことが、やはり出来る人の代名詞ではないでしょうか。
カテゴリー: 事務長
2024年4月15日 (月)
熊本市東区桜木にある歯医者せき歯科クリニックより事務長です。
人生は選択の連続です。
今日の一日も『起きる』のか『二度寝する』のかの選択から始まっていると思います。そこで、何かしたい事があるからもしくはしなければならない事があるから起きたのだと思います。
人生という時間軸でもそれは一緒で『誰と一緒に居るのか』『何の仕事をするのか』『どこに住むのか』など選択に溢れています。
もちろんその中には『せき歯科クリニックで働く』や『せき歯科クリニックで治療を受ける』も含まれます。
では、当クリニックで働いているスタッフはどうしてそのような選択をして、今も働いているのでしょう。
同じ地域で高めに設定された給与もその一つでしょうが、口をそろえて言うのが『治療のレベルが高く、患者さんを幸せにできているから』が大きな理由です。
院長は研修会や勉強会などで全国の先生と切磋琢磨して最新の治療も取り入れています。
先日も患者さんの血液を採血して加工し患部に使用するPRGF(PRGFとは | BTIジャパン株式会社 (bti-japan.com))という治療を行いました。
歯科で採血するなんて聞いた事ありますか?ほとんどの人が知らないと思います。いや、ほとんどのドクターも知らないと思います。
診療の予約時間に関しても他の病院よりも長めに設定して時間をかけた丁寧な治療を心がけています。
患者さんに『こんなに丁寧に教えてもらったのは初めて』『こんな丁寧な説明をされての治療は初めて早くここに来ておけば良かった』など言われます。
そんな歯科医院だからこそ現役の歯科衛生士が検診に来られますし、現役の歯科医師も治療に来られます。しかも結構遠くから。
それだけ安心して任せられる治療を行っているのです。
そしてその治療をサポートできるように技工士も衛生士も助手も皆勉強をして練習をして働いています。
そんなスタッフには感謝の気持ちでいっぱいです。
選択は自由なので、もちろん当クリニックの方針に合わない人も患者さんもいらっしゃいます。それは仕方のない事だと思っています。
私たちは『せっかく治療をするのだから、ちゃんとした治療をしっかり受けたい』という患者さんの為に日々頑張っています。
一緒に働きたいな。と少しでも思ったら見学に来てもらっても良いですし、治療に来てもらっても良いです。
そんなせき歯科クリニックをよろしくお願いいたします。
2024年3月11日 (月)
熊本市東区桜木にある歯医者せき歯科クリニックより事務長です。
啓蟄も過ぎて三寒四温でゆっくりと春の足音が近づいてまいりました。
日曜日には妻と子供と一緒に庭や花壇の花を植え替えたり、部屋の中の鉢植えを一回り大きな鉢に植え替えたり温かい日差しの中、土の中から虫の幼虫が出てきてワイワイ言いながら楽しんでいます。
町の中を車で走っていると、木蓮やこぶしの花が大きく開いていていよいよ桜の花が咲く季節が近づいて来た事がわかりますね。
お庭の木や花は、きちんと手入れをしないと雑草まみれになったり綺麗な花を咲かせてくれなかったりします。
最終的には枯れてしまう事ももちろんあります。
いつもの水やりで様子を見て、定期的にお手入れをして肥料をあげないといけません。
それはお口の中も一緒です。きちんとお手入れをして、定期検診に通う事が長持ちさせる秘訣になります。
そんな中、私にとっては急に悲しいニュースが飛び込んできました。
開業以来ずっと通われていた患者さんが亡くなったのです。
先日、予約の時間に来られなかったので携帯電話にお電話すると奥様が出られて『二日前に亡くなりました。。。』との事でした。つい1週間前にはお電話で話をしたのに。。。
正直言葉になりませんでした。。。
当クリニックの開業当初に来られて、治療をし、その後定期健診や治療でずっと通われずっとお付き合いをしておりました。
北区にケーキ屋さんを開業された時には、差し入れを持って激励に行き、子供達の記念日にはいつも可愛いキャラクターケーキを注文しておりました。
逆に治療に来られる時は『昨日余ったから』とケーキをこちらに差し入れで持って来て頂いたりもしておりました。
『まだ葬儀も何も決まっていない』という奥様の言葉から、インターネットで葬儀の情報が出ていないか何回も調べていると、偶然葬儀場の前を通ったうちのスタッフから連絡があり『○○さんの葬儀の看板が葬儀場に出ています』との事でした。
仕事の時間に重なる為、どうしても葬儀の時間には行けなかったので、朝から出勤前にお線香を上げに行かせて頂きました。
お顔を見させて頂くと自然と涙が溢れてきました。。。
奥様より『実家の近くに歯医者が出来たからそこに行ってみる。と言って通いだした事。行って良かった。と言われていた事。歯医者さんがうちのケーキのお客さんになってくれたんだ。俺は東区から北区に通勤して仕事して、彼は北区から東区に通勤して入れ替わるんだ。と喜んでいた事。』などを聞かせて頂いて、また涙が出ました。。。
片道切符を握りしめフランスへ一人パティシエの修行に行かれた事、お客さんの喜ぶ顔が嬉しくて頑張っていた事などの在りし日の姿を見させて頂き、微力ながらその人生のお手伝いができたのかなと心に刻みました。
私の妻には『なんで歯医者が患者さんの線香あげに行くの?』と言われましたが、そういうクリニックなんです。
別の患者さんですが、ガンで入院したと聞くとお見舞いにも行きましたし、お線香をあげに行くのも2回目です。
入院したり亡くなったのが解る事の方が稀ですが、私がそういう気質なんでしょうね。。。
コロナの自粛が明けてから、何となく『急死』が増えているような感覚が私はしています。
どうか皆さんもお身体をご自愛くださいますようお気を付けください。
故人のご冥福を心よりお祈り申し上げます。
カテゴリー: 事務長
2024年2月5日 (月)
熊本市東区にある歯医者せき歯科クリニックより事務長です。
寒い日が続いていますが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
うちの庭の梅はもう花が開いてきております。昨年満開の枝垂れ梅を植えてからもう1年です。早いですね。。。
今年は先日蝋梅の苗木を植えてみました。蝋梅は香りがすごいので苗木といえども庭いっぱいにいい香りが広がっています。
箱庭程度の庭ですが、季節が感じられるのは嬉しい事ですね。
季節と言えば、もう2月ですね。。。
実は2月は根管治療が増える季節です。
根管治療とは、神経を抜いたり根っこの所に膿が溜まってそれをきれいにする処置をする治療の事です。
統計を取っているわけではないので、あくまで感覚的なものですが2月は増えるのです。
原因としましては、寒くて嚙み締めてしまうからではないかと思われます。(これもエビデンスが出ているわけではありません。。。)
実は噛み締める事は歯にとって非常に悪い事はわかっています。
ご飯を食べる時に噛む。
これは、もちろん当然の事ですし問題ないです。
しかし、それ以外の時に無意識に上の歯と下の歯が接触している事は良くない事なのです。
TCHと呼ばれています。『Tooth Contacting Habit(上下歯列接触癖じょうげしれつせっしょくへき)』の略。
実は安静にして唇を閉じている時でもすべての歯が上下離れているのが正常なのです。
さて、今皆さんはどうですか?
上と下の歯が接触していませんか?
さらに寝ている時の歯ぎしりは1本の歯に250㎏もの力がかかるとも言われています。
どちらも本人は気付いていない事の方が多く、意識して『気付く』ことから始めないと改善されません。
運転や仕事など集中している時にしている事が多いといわれ、家事やテレビを見ている時、パソコンやゲームをしている時など人それぞれですので意識してみてください。
虫歯や歯周病は多くに知れ渡り、予防も進んだ事から、虫歯や歯周病で歯を失う人はこれから減っていくだろうと言われています。
しかし、このTCHなどが主な原因で起こる歯根破折(歯の根が割れてしまうこと)は今後増えていくだろうとも言われています。
治療法としては、まずは意識する。
それでも治らない時は、力を分散させる為にマウスピースを入れる治療になります。
まずは『気付く』事から始めて、未来の自分の歯を守ってみませんか?
カテゴリー: 事務長
2023年12月26日 (火)
熊本市東区桜木にある歯医者せき歯科クリニックより事務長です。
今年も残りわずかとなりました。
もう年内は当クリニックでご予約を取る事はできませんので、心苦しく思いますが、院長に『このままじゃ死ぬ』と怒られるほど、何とか詰め込んで入れておりますのでご了承くださいませ。
年始も、ゆっくり予約が取れるのは今日現在で1月15日以降になります。
1月5日から始まりますが、ありがたい事に予約がいっぱいです。。。
『予約』に関しましては、皆様の願いを叶えられない状態が続いております事をお詫びいたします。
『治療』に関しましては、丁寧できちんとした治療を変わらず続けておりますので、安心してご来院ください。
心苦しくお断りしている時、他にもたくさんの人をお断りしております。キャンセル待ちの方もいらっしゃいます。
スタッフ一同、本当に申し訳ないなと思いながらお断りしております。それでも診療時間がオーバーして院長に怒られている現状がある事をご理解頂けたらと思います。
今後も3月いっぱいまでは院長一人体制になりますので、このような状況が続くと思われます。
2024年4月からは経験豊富な代診のドクターが入りますので、徐々に解消されていくと思われます。
来年からも変わらず精進致しますので、よろしくお願いいたします。
カテゴリー: 事務長
2023年11月20日 (月)
熊本市東区桜木の歯医者せき歯科クリニックより事務長です(^^♪
寒くなりましたね~皆さんいかがお過ごしですか?
私は毎朝6時に庭の樹木と花壇の花に水播きをしていますが、ロングコートを着てフードを被って完全防備でやっています。
息も白くて、手にかかる水がとても冷たくてそろそろ手袋もつけないとなと思っています。
さてさて、今回はコロナワクチンですが皆さんはコロナワクチンの注射は受けられていますか?
当クリニックでは、患者さんと直接対面して接触がある為に当初からコロナワクチン注射にスタッフも行っております。
はじめは診療中にしか行けなかったので診療中に抜け出して行っておりましたが、今はそれぞれの休みの日に行くようになりました。
私は来週注射です。
去年は新型コロナへの感染もしました。自宅で療養しましたが、幸いにも家族に移る事はなく自分の部屋でおとなしく過ごしていました。
感染も下火になりましたが、妻がペニシリンアレルギーの喘息持ち、子供もペニシリンアレルギーのその他アレルギー持ちなので、私が重症化して家族に移さない為にもコロナワクチン注射は欠かせません。
どうしても患者さんと接触してしまう仕事の為、頻繁に消毒していても感染を100%防ぐことは難しいと思いますが、他の患者さんや家族に移さない様に心がけています。
インフルエンザワクチンの注射も先週受けましたが、やはり身体の健康の為には予防が重要ですね。
歯科も自分では口の中は見えない為予防によって専門家に定期的に見てもらう事が非常に重要になります。
しかも、虫歯も歯周病も『菌』が起こすものになりますので、感染します。
家族の為にも自分の為にも予防していきましょうね。
カテゴリー: 事務長
2023年10月16日 (月)
熊本市東区桜木にある歯医者より、事務長です(^^♪
みなさんこんにちは、だいぶ涼しくなってきましたね。というより朝の水まきでは『寒い』と思うようになってきました。
さて今回は水道工事と歯科治療です。
歯科治療に限らず『治療』は、しばしば水道工事に例えられます。
え?なに?水道工事と治療に何の関係があるの?と思われてる方がほとんどだと思います。
水道の水漏れ=病気と例えた時に。
医療従事者は治療という形で水道の水漏れ箇所を修理していると思われがちですが、実は床にこぼれた水を拭いているにすぎないという事なんです。
では、誰が水漏れ箇所を修理しているのでしょう?
もうお判りの方が多いと思いますが、そう患者さん本人です。
例えば病院で糖尿病と診断された人に糖尿病の薬が出されて、治療(床拭き)を行います。もしかしたらインスリンの注射も行うかもしれません。まぁインスリンの注射はご自宅で自分でうちますので自分で治療(床拭き)している。と思われるかもしれませんが、インスリンの注射を処方しているのは医療従事者なのでこれも医療側の治療(床拭き)になります。
あれ?患者さんは何をするのでしょう。
患者さんが行う事(修理)で一番重要な事は『生活習慣の改善』です。
糖尿病の名医と言われるドクターがいるとします。
そのドクターが患者さんに必要な薬を患者さんに合っている量で最適に出したとします。しかしその患者さんは毎日暴飲暴食でジュースは飲むし砂糖の入った甘いお菓子も大量に食べています。
さて、この患者さんは長生きできるでしょうか?
薬や注射によって血糖値はもしかしたら安定するかもしれません。しかし、薬の量や強さはどんどん増していくと思います。そして長生きできずに死に近づいていくでしょう。。。
これは、皆さん解る事だと思います。
いくら腕の良いドクターが最高の治療をしようともそれは『床拭き』に過ぎないのです。
そして、病気(水漏れ)になる原因を作った患者さん本人が生活習慣の改善という『修理』を行ってくれないと、体は治らないのです。
世界一上手に床を拭いてもそれ以上に水が漏れてくれば、病気の進行を抑える事はできないのです。
もちろん歯科治療も同じです。
虫歯になった原因は何ですか?
歯周病になった原因は何ですか?
歯を磨かなかったからでしょう。
磨いたとしてもキチンと歯ブラシが細かな部分まで適切な角度と強さで当たっていなかったからでしょう。
食生活で食事の時間やおやつの時間がダラダラしているからでしょう。
虫歯の治療、歯周病の治療で完全に元に回復していると思っていませんか?
それは間違いです。
虫歯の治療では詰め物・被せ物をして、歯周病の治療では歯石をとって、進行を止めているだけです。
生活習慣が治らなければ、確実に再発し進行していき歯を失います。
治療の範囲が広がっていき、少しずつ抜歯へ近づいていくのです。
当クリニックへ来られた患者さんが結構な割合でこう言われます。『今まで歯磨きの練習なんか教えてもらった事なかった。こんな所まで教えてくれてありがとう。』
いやいや、今までの歯科医院何やっとんねん!っていう話ですが、実は仕方が無いところもあるのです。
以前にもお伝えした事がありますが、保険だけで黒字を出そうとしたらドクター一人の病院で1日60人以上診ないといけません。
うちが平均30人代後半ですので、1.5倍以上を診ないといけないのです。
昔はスタッフも残業代なしで長く働かせても何とかなったのですが、今はそういう訳にはいきません。
とにかく時間が無いのです。
結構ギリギリのところで治療をしている歯科医院も多いと思います。
患者さんときちんと話ができる時間を作って、ちゃんと黒字であるためにはそうなる様に特別な仕組みづくりが必要なのです。
ただ、治療(床拭き)だけを行っている病院に通うのか、生活習慣の改善(修理)も教えてくれる病院に通うのかは患者さんに選択権があります。
うちはしっかりじっくり治して長生きして頂く為の治療を行っておりますので、一人ひとりお口の状態にあった清掃指導から行います。パパっと治してという人にはちょっと合わないかもしれません。。。
『良くなって長生きしたい』という情熱がある患者さんの協力のもとでゆっくり治療が行われていきます。
その情熱に応えられる様に、スタッフみんなで勉強して少しでも最新のしっかりした治療を行いますので、安心して来られて下さい。
予約がなかなか取りにくいなどのこちらではどうしようもない場合もありますが、できる限り快適に治療が進むように善処してまいります。
これからもよろしくお願いいたします。
カテゴリー: 事務長